現代社会において、電気は必要不可欠なエネルギーになっています。
時には、電気の供給が止まるだけで生死に直結することもあります。
人工透析をしている方や、酸素吸入器を使用している方にとっては、電気が通っているというのは、生命の維持において非常に重要です。
北海道では、停電のために呼吸器が止まり、赤ちゃんが重症になりましたし、酪農の雌牛が乳房炎にかかっていたりします。
このような状況を見ても、いかに電気が生命を維持するのに大切かがわかります。
電気が命に直結するのは、40年近く前に、故・手塚治虫氏が「ブラック・ジャック」の中で描いています。
作品名は「病院ジャック」です。
病院を襲ったテロリストが院内の電気線を切断したため、院内がすべて停電。
ブラック・ジャックが電気線を神業で復旧させた後、何とか1人手術をして命を助けるのですが、その間に5人の患者がなくなってしまうという話です。
関西の台風、北海道の地震でも、停電が起きているのが復旧の妨げになっています。
だからこそ、停電の個所をなくすべく復旧が行われています。
そう考えると、日本のように災害が多い国では、電線を埋めない方が復旧は早いのかなと感じています。
確かに、電線を地下に埋めた方が、景観上は優れていますし、切れたときの感電事故も防げますし、道路が広く使えます。
ただ、電線を地下に埋めると、電線が切断された時の掘り起こしが必要になりますし、切断個所の検出も大変になります。
だからこそ、日本の場合は電線を埋めない方がメリットがあるのかなと感じています。
あって当たり前のように思う電気、いかに大切か、今月の災害で実感しました。
