今日はセンター試験初日。
ということで、受験生の皆様は明日の準備にかかっていると思います。
さて、今日はインターネット上でも話題になったチリの問題について紹介したいと思います。
北欧3国に関する問題です。
問題としては、フィンランドに関係するアニメとフィンランド語を選択するというものでした。
正解は(2)の「タ」(ムーミン)と「B」の組み合わせですが、この問題は、応用力を問われるという意味で、面白い問題だと思います。
まずアニメーションですが、「ムーミン」がフィンランド人作家のものでないことを知らなくても、バイキングがノルウェーを拠点としていたことがわかれば、「タ」を選ぶことができます。
また、言語についてですが、スウェーデン語とノルウェー語がゲルマン語系で、フィンランド語がウラル系であることから、例題のスウェーデン語に比べて、似てるほうがノルウェー語で、そうでないほうがフィンランド語という推測ができます。
そこに気づけば、フィンランド語が「B」であることにたどり着けたでしょう。
この問題をちょっと複雑にしているのが、ムーミンでは作者はフィンランド人でありながらノルウェースウェーデン語で作品を書いていることです。
(指摘があり、確認の上訂正いたします。)
ただ、この場合、ムーミンで使われている言語が何かを聞かれているわけではありません。
また、フィンランドの公用語がフィンランド語とスウェーデン語であることを考えると、フィンランドに関する言語を選ぶという観点からはフィンランド語を選ぶのが妥当ということになります。
この問題を見てふと考えたのは、社労士試験でひねった問題が出たときの対応策をどうすればよいかということです。
毎年、選択式で一握りの受験生しか見ていないような問題が出題されます。
そこで合否の明暗が分かれることが多いです。
こういう問題に対して、どういう考え方で解くように指導すればよいか試行錯誤しています。
センター試験も、社労士試験も完全マークシート式なので、このようなことを考えながらこの問題を見てみました。
受験指導も技術が必要だなと改めて実感です。
