中古住宅をみるポイント 敷地編
いとこが中古住宅の購入を検討中で、購入前に物件をみてほしいと頼まれたので土曜日に見に行ったよ。何を重視したのか?参考になれば幸いです。検討中の中古住宅に現地集合だったけど、約束の時間よりちょっと早く到着したので敷地周りのチェックからはじめた。●敷地で確認したこと1.敷地が4m以上の道路に2m以上接道しているかを確認して、建て替えをしたいときに建て替えが可能な土地かをチェック。(都市計画区域内で建物を建てる場合には接道義務があるので)2.コンクリートブロック塀が敷地にあったので適法なものかチェック。コンクリートブロック塀が壊れて事故が発生したら大変。控壁がなかったし、基礎の状態も不明だし、老朽も激しかったのでもし購入するなら取り壊しをすすめました。↓こんな感じのコンクリートブロック塀3.コンクリートブロックで土留めの役割を果たしているものがないかチェック。コンクリートブロックは土留め用に作られたものではないので、強度が足りない。もし、地震がきたら壊れる危険性が高いです。↓こういう風に土留めとして用いてある敷地って結構ある。4.手放したいときすぐ売れそうな土地か土地を手放すときに、売れなくて困ったってことにならないように、立地条件とか土地の形状が変形してないかとかみておいた。5.周辺環境をチェック周辺にゴミ屋敷がないかとか、道にゴミが落ちている地域ではないかとか周辺を歩いてみた。 ●ネットで土地の特徴を調べる1.購入検討地域の災害リスクをチェック。自分が住むであろう所がどんな災害リスクがあるのか把握して災害リスクに備えておくことは大事です。https://disaportal.gsi.go.jp/「重ねるハザードマップ」 国土交通省2.地盤の良し悪しを調べる地盤の良し悪しを調べて、地盤沈下の可能性を把握しておきましょう。軟弱地盤だったら、建て替えのとき地盤改良だったり杭だったりと基礎工事が必要になってしまいます。https://supportmap.jp/「地盤サポートマップ」ジャパンホームシールド株式会社今日は敷地編でした。中古住宅をみるポイント次回は建物編で会いましょう。