大天使ミカエルの愛と光のメッセージ
モモが１才の頃
このブログは次のブログのつづきです。
２０２３年１１月２日、
モモは天国へと旅立った。
いつかこの日が来るのを
私は恐れていた。
とてもとても怖かった。
今、モモはどこにもいなかった。
思わずテラスを見渡しても
空の犬小屋をのぞいても
いつも私を見つけては
シッポをふって
追っかけてくるモモは
どこにもいなかった。
今日ほど｢死｣を
肌見に感じたことはなかった。
ついさっきまで
苦しげに息をしていたモモの
舌の色が血の気を失い
とっさに抱きあげると
首が落ちた。
全身が脱力し
まるで糸の切れた操り人形のように
ブラブラと私の腕の中で
息絶えていた。
ああ、もうモモは
この肉体から飛び去ったのだ。
私はモモの亡骸を抱きしめながら
大声で泣いていた。
泣きながら
長男の名を呼んでいた。
これは現実ではない。
夢を見ているかのように
今朝からの出来事が
ひとコマひとコマ
映写機のように
私の脳裏に映し出されていく。
人はあまりにも悲しみが深いと
その現実を受け入れられず
感情の動きを止めてしまうのかもしれない。
｢感じなさい｣。
天使は私にいつも言う。
でも感じるということは
モモがいない寂しさ、
モモへの恋しさで
私の心はいっぱいになる。
そして、心に入りきらなかった
想いは次々にあふれ出し
涙に変わっていく。
モモ、I miss you。
モモの亡骸を抱く長男
私はまだ夢うつつだった。
身体だけが事務的に
動いていた。
保育園には朝一番に
お休みをもらうために電話をし
次に市役所の環境局、
死んだ犬を引き取ってもらう窓口に
電話を入れた。
｢午前中にはうかがいます。｣と言われ
私は｢何時にですか？｣と
涙声で聞いていた。
思わず｢心の準備ができていなくて｣と
告げると
｢午後１時から３時の間に
うかがいます｣と担当窓口の人は言った。
みんな、とても優しかった。
私は業者がモモを引き取りに来る
午後２時半まで
心ゆくまで
モモと過ごした。
すでにモモはダンボールに入れ
いつでも引き渡せるようにしていた。
モモの身体は飾り物の
剥製(はくせい)のように固くこわばり
すでにその魂が
そこにいないことを教えてくれた。
モモ、さようなら
大天使ミカエルは
私に言っていた。
モモと私の愛の学びは
終わったのだと。
だからモモは
肉体を脱ぎ去るんだよ、と
優しく
私にささやいていた。
ミカエルは
きっと朝から私のそばにいてくれたはず。
私の心の友のミカエル、
教えて。
私はこの悲しみを
どうやって乗りこえたらいいの？
私は昨夜、モモと約束した。
月明かりの下、
モモを腕に抱きかかえ
もう一度、モモが転生したら
めぐり会おうって。
だから必ず私が
モモを見つけられるようにしてねって。
まさか、その翌日に
天国に旅立つとは知らずに。
モモは私と約束したから
安心して
旅立ったのかな？
モモは幸せだったの？
どうして私たち家族は
14年前、モモをペットショップで
見つけた時に
ひと目でモモを大好きになったの？
どうか大天使ミカエル、
教えてください。
あなたに何度もお伝えしているように
｢魂｣は永遠なのです。
あなた方家族と柴犬モモは
前世からの魂の約束と共に
出会っているのですよ。
どうか思い出して下さい。
あなたの子供たちが
まだ小学２年生、
幼稚園の年中という幼い時期に
モモはあなた方家族の一員になりました。
子供時代を共に過ごした
良き友として
彼らの心にモモは
永遠に刻まれていくのです。
ペットショップで
出会ったのは
偶然でもなく必然な流れなのです。
絆の固いソウルメイト同士の
出会いを
全宇宙は応援して
その出会いの手順を
ちゃんと整えてくれるのです。
魂の約束は決して
忘れられるものではありません。
その瞳と瞳が合わさった時に
まるでパンドラの箱が
開くように
自然と互いに交わして来た
魂の契約が起動されるのです。
それが地球で
あなた方が得る
愛の学びの世界なのです。
柴犬モモは
あなたと昨夜、約束をしたから
安心して
旅立てたのです。
あなた方は過去世から
固い絆で結ばれた
魂の友なのです。
あなたは自然と
モモに語りかけていましたね？
もう一度、
モモにめぐり逢うと。
その時、あなたのハートは
喜びに打ち震えていたと
思います。
そして、次に飼う犬は
モモが天国に旅立ったあとに
生まれた犬を飼うのだと
すでに決めているのです。
その固い決意が
次なる｢奇跡｣を呼び起こすのです。
人の想い、
その結びつきは
たとえ天使であっても
介入することはできないのです。
それは互いの
魂の強いつながりが
呼び起こす｢奇跡｣なのです。
あなた方は
何度も転生しながら
出会い、
愛を育み、そして別れ、
まためぐり逢うのです。
あなたも知っているはずです。
あなたには魂の伴侶との出逢いと
別離を体験した過去が
あるのですから。
それは誰にでも
体験できることではないのです。
あなたは魂の伴侶と出逢い、
深く愛しあうことによって
全宇宙を流れる
至福の愛の流れに
身を委ね、
生きているのです。
あなたは今日、
素晴らしい愛の学びを
得たのです。
あなたの人生の
タペストリーに
あなた方家族と
柴犬モモとの記憶は
永遠に刻まれていくのです。
そして、あなたには
柴犬モモが旅立つ前から
次なるビジョンが
見えていました。
あなたには
新しい家族、犬との
出逢いが待ち受けているのです。
あなたが柴犬モモと約束したように
あなたの持って生まれた
天使の感覚でもって
転生したモモが宿る
犬を探すのです。
モモは新しい肉体へと
生まれ変わり
再びあなた方家族と
めぐり逢うのです。
こんなに素晴らしいことはないのです。
おめでとう!!
あなた方は
次のステージへと
ステップアップするのです。
私の心を埋めつくしていた
深い悲しみが
｢希望｣の光を
見いだしていた。
そう、私は
もう一度モモに
めぐり逢うのだ。
もし、私が本当に
大天使ミカエルのいう
地球最期の転生ならば
今度こそ互いに
肉体を持ってめぐり逢うのは
最期となるのだから。
モモ、愛してる。
私は小学５年生の時、
愛犬リリーを亡くした時に
こんなに悲しい思いをするのなら
二度と犬は飼わない、と
固く心に誓っていた。
でも、今日モモが天国へと
旅立って思ったの。
こんな悲しみを味わうほどに
モモと過ごした１４年間は
私たち家族にとって
かけがえのない年月だったのだって。
この至福の喜びと
胸のはり裂けそうになるほどの
悲しみを
私は何度でも味わうよ。
モモ、あなたにもう一度
めぐり逢うためなら。
今度、また家族になれなたら
もっともっと
大切にする。
忙しいを言い訳に
いっぱい放ったらかしにして
ごめんね。
ワガママな私でごめんね。
何度でも会いたいって
生まれかわってでも
また家族になってと
お願いしてる。
私はモモ、
あなたのことを必ず見つけだすから。
私のハートは知っている。
魂の伴侶がたとえ
姿形変わって生まれかわっても
私は見つけだすことができる、と
確信できたあの時のように
モモの姿形変わっても
モモの瞳だけは変わらない。
私は必ずあなたをもう一度抱きしめ
ありったけの愛で
包み込むために
この｢奇跡｣を信じる。
モモ、さようなら。
今度出逢う時は
違う名前で呼ぶから。
永遠に変わらぬ
愛であなたをもう一度
包み込むために。
モモとの思い出は
いつまでも心の中に
