こんにちは~
今日は横浜開港記念日ですね~🚢
港の見える丘公園の続きです。
園内のバラを観ながら、隣接する大佛次郎記念館へ向かいます。
黒真珠という日本で作出されたバラです。
大佛次郎記念館です。
写真が暗くなってしまいました。
大佛次郎館は大佛次郎の没後、ご遺族より蔵書や愛用品などの寄贈を
受けた横浜市がそれらを収める施設として、大佛次郎の作品「霧笛」
や「帰郷」の舞台となった、横浜市の山手に記念館を建設、昭和53年
(1978)に開館しました。
昔、友達が入ろうと言ったのに入らず、数十年の時を経て(笑)
初めて中に入ります。
この建物の設計は、倉敷出身で大原美術館分館を設計したことでも
知られる浦辺鎮太郎(うらべしずたろう)で、青いステンドグラス、
白い壁、レンガタイルの赤は、フランス国旗の3色をイメージしている
そうです。
1階エントランスロビー受付の前に置かれた猫の彫刻が印象的です。
頂いたリーフレットによると大佛次郎は「猫は生涯の伴侶」と
語っていたそうで、生涯500匹以上の猫と暮らしたという愛猫家😺
でもありました。
1階の展示スペースには大佛次郎の生涯がパネル展示されています。
大佛次郎は横浜生まれで鎌倉に住んでいました。
昭和6年(1931)から10年間、横浜のホテルニューグランドの一室を
仕事場として、横浜を舞台とした作品を書いていました。
洋館ですが1階には和室や会議室があり、和室でお茶席が設けられて
いたらしく、お着物を召された方々をお見掛けします。
2階へ上がる階段スペースです。
2階ギャラリーでは年3回企画展をしているのですが、今は
ポール・ルヌアール没後100年 大佛次郎版画コレクション
ー小さきものへのまなざし
(2024年4月20日㈯〜2024年8月18日㈰)
が展示されています。
ポール・ルヌアール(1845 〜1924)は、フランスの画家・版画家です。
大佛次郎記念館では、大佛次郎の旧蔵資料としてポール・ルヌアールの
2種類の版画集の作品約300点を所蔵しています。
今回の展示では、ルヌアールの集大成ともいえる版画集「動き、
身振り、表情」より、約40点を展示しています。
こちらは閲覧室です。
大佛次郎の著書が集められています。
こちらのお部屋はサロンです。
窓からは公園や港も見えますよ~
サロンを抜けて展示室に向かいます。
原稿、初版本、書跡や作品と生涯を紹介しています。
「苦楽」
大佛次郎写真
大佛次郎(おさらぎじろう1897〜1973)は横浜生まれ。
本名は野尻清彦。
ペンネームの由来は、鎌倉長谷の大仏の裏手に住んでいた時、
「本物の大仏が太郎だから謙遜して自らは次郎とした。
おさらぎと読むのは、北条氏の一族でこの土地に住むのを大仏
と書いてこう読んだから」と自ら書いています。
主な作品として「鞍馬天狗」、「赤穂浪士」、「霧笛」、「帰郷」、
「パリ燃ゆ」、「天皇の世紀」
こちらは記念室です。
大佛次郎の居室を再現した部屋です。
机や椅子、ベッド等、大佛次郎が実際に使用したものを展示して
います。
よく見ると猫😺がいっぱい~
2階から1階ロビーを見たところです。
ここにも猫が〜
5/12
つづく
ご訪問くださり、ありがとうございました。