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本日のテーマは
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「なんか自分らしく進めないな」
「やることはわかってるんだけど、
割り切ってやれない」
「だから止まりたくなってしまう」
そう思っている頑張り屋さん、
多いんじゃないでしょうか。
心の声を聞くのが大事、
っていうのはよく言われてますよね。
だけれど、
ここで思うのは、
「心の本質」が発している、
その声を拾い続ける、
ということが、
何かをするためだけじゃなくて、
そもそも、
いつもピカピカの自分でいるためには、
大事だな～って思っています。
～になりたい、
～が欲しい、
～を実現したい、
それも心の声ではあると思います。
だけれど、
その、思考やエゴが入る想いになる前の、
「何にも染まっていない自分」
の、本質そのものが、
何を発しているのか、
どんな姿なのか、
そこを拾いにいって、
すくい上げてあげることって、
ひょっとしたら少ないんじゃないかなと。
だから、
～したい、
と思って何かを頑張っていても、
結局できなくて後退してしまうなあと、
悩みが深くなったり、
なんだかしっくりこないなあ、
という自分を繰り返す気が、
個人的に経験からもしています。
その解決策の一つは、
「心の本質」をしっかり見れるような場所や、
そのいざないをしてくれる環境や人に
触れ続けることかと思います。
自分ですら、
自分のことをわかっていないし、
心の声だと思っていることが、
本当の自分と
かけ離れているとしたら・・・
違和感がたまって、
結果的に進みたい方向からも、
遠ざかってしまって、
なかなか持っているはずの、
本領も発揮できない状態に
なってしまいます。
最近ある動画を見つけました。
TOKIOの元メンバーの
山口達也さんの動画です。
山口さんは2018年に起こした事件で、
芸能界を引退していたけれど、
昨年、アルコール依存症に関する
啓発活動をする会社を立ち上げて、
社会に貢献する活動をされていて、
その開催されたセミナーのニュース動画が、
YouTubeにあがっていたんです。
個人的に・・・
小学校6年生の時にTOKIOのファンになり、
熱狂的に応援したのは3年くらいでしたが、
その後のTOKIOは、
老若男女に愛されて、好感度も高く、
新幹線のテーマソングになったり、
本当に個人的にはことですが、
私の勤める会社のイメージキャラクターとして
CMに出ていた時期もあり、
特にいつもメンバーに優しく、
引っ張っていくタイプの山口さんのことを、
「本当にいい人」
「なんでもできる人」
と誰もが思っていたと思います。
昔は、メインボーカルは
長瀬君じゃなかったんですよ。
長瀬君が成長するまでは、
ほぼメインは山口さんが歌ってまして、
初期の曲はソロがとても多いんですね。
余談になりましたが・・・
山口さんが今講演しているセミナーの一部で、
こんな話をしていました。
「あの人のほうが歌がうまいんじゃないか、
話が面白いんじゃないか、と
常に人と比べていました。」
と。
予想外でした。
だけど、
なんかわかる気がしました。
いつも、
「なんでもすぐできる山口君」
「いつも頼もしくて答えを持ってる山口君」
メンバー4人が行った会見でも、
メンバーみんなもそう慕っていたと
城島リーダーがそんな風に言ってました。
でも、
ニュース動画の中でも、言ってたのは、
「自分の心の声を棚卸していった」
と言う事でした。
もちろん、
何でもできる山口君の時に、
～したい
～できるようになりたい
も、嘘ではなかったと思います。
だけど、
その虚栄のような自分のままでは、
さぞ苦しかったことだろうと思うのです。
（犯した罪を肯定しているわけじゃありません）
そう、
心の声だと思っているもの、
本当に姿だと思っているものが、
「虚栄」
「自分の作ってしまったセルフイメージ」
のモノである可能性も、
とっても高いことって、
誰にでもありますよね。
本当はもっと臆病だし、
もっと怠け者だし、
もっと自信がない。
それを外に言う必要はないけれど、
自分のために、自分だけは、
気づいてあげておく。
そうすれば、
心が安心していくと思うのです。
安心するし、
それを知った上で、
何かをしていけば、
「本当に大きなチャレンジだったけど、
本当によくやれたよね、わたし」
って、なれます。
時として、
こういうことを日本では、
「自分を甘やかす」と
とらえがちだと思いますが
自分を甘やかすって、
本質の自分を見ないふりをして、
そのまま走ることでもあるなあと、
最近特に思います。
見ないでおけば、
そのほうが楽かもしれません。
何かをしたり、
決めることも、
気づかないでおけば、
やらずに済むし、
言い訳もできるので、
傷つかなくて済むかもしれません。
だけど、
自分の中にある、
本質の姿が、
外に向かって力を発揮したがっていることに、
光を当ててあげて、
出させてあげるルートを作る、
って、
本当の意味では、
自分しかできない。
私もいっぱい、
見ないふりしていること、
ありました。
いまでもあると思います。
自分に鞭打って何かをするってことの方が、
案外楽な道かもしれなくて、
ひとつ一つ、
自分の本質の姿を受け入れて、
そこからあり方を創っていくほうが、
何倍も大変なときもあるけれど、
その自分でいるからこそ、
不一致感が少なく、
やるといいことをやれたり、
自分の力をスムーズに発揮出来たり、
するんだと思います。
最初は、
張りぼてにしてしまった、
自分のイメージを小さくすることのように、
感じるかもしれないけれど・・・
毎日そうやって頑張っている自分が、
「なんかいいじゃん」
「よしよしその調子」
と思ってあげられると、
やらないことを肯定する自分にも
さよならできて、
やりたいことだけに
息巻いていた自分でもなくなり、
フラットに、
進めるようになって行きます。
この状態で、
仕事をしたり、
生活できるのが理想ですよね。
これまでは、
～できるようになる
～を得る！
というような
宣伝文句も世の中多かったですが、
ここからは、
グッと様相が変わり、
本質的なことが、
より語られていくような気がします。
抽象的なことを捉えるには、
しっかり具体のことも
扱えるようになることが大事。
地に足をつけるためにも、
インスタントに拾う心の声ではなく、
「自分の本質」のドアを
常に開いている状態にしていく。
この状態で臨みたいですね。
そうすると、
結果的に、
人の想いも見えてくることが増えるし、
自分を客観的に捉えて
評価できることが増えるので、
「～できない」
「～なんて」と変に謙遜せず、
しっかり自分が持っているもので、
人の役に立てるように出すことも、
出来るようになって行きます。
ここを見ないふりして進むと、
立ち止まるときが必ずやってくるので、
向き合っていくって大事です。
