駅弁コレクション410 「大阪炭火焼弁当」(大阪駅) | 旅の窓

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【大阪炭火焼弁当】(大阪駅)
                       2025.11.4投稿
                                           

2025年(令和7年)10月26日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,281円

                     [製造元](株)淡路屋

 黒を基調に、商品名と内容のイメージ写真をデザインした掛紙(スリーブ)です。


 外側が発泡素材で中にプラスチックトレーが入った紙容器(11.0cm×20.8cm×4.3cm)に、プラスチックの透明な蓋が被せてあります。
 中には、抗菌シートが載せてあります。


 白飯の上に、濃いめの味付けのホルモン焼きと牛肉焼きが載っています。付け合わせはナムルです。




 今年3月7日に、JR大阪駅中央口改札外みどりの窓口前に『旅弁当大阪中央口店』がオープンしたことを記念して発売した駅弁です。
 当地のスーパーの「北海道フェア」で購入しました。

                                           
 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたようですが、2022年(令和4年)現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・垂水駅・鶴橋駅だけのようですが、委託販売が行われている駅は大阪駅、新大阪駅、京都駅、東京駅、上野駅、新宿駅、大宮駅、千葉駅、城崎温泉駅、岡山駅、小倉駅、博多駅など数多くあります。
 また、2022年(令和4年)には東京工場が稼働し、2023年(令和5年)9月22日には初の首都圏直営店舗を「ラゾーナ川崎プラザ」内に直営店を出店しています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
  『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。