駅弁コレクション407 「厚岸いかめし」(厚岸駅) | 旅の窓

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【厚岸いかめし】(厚岸駅)
                       2025.10.21投稿
                                                                                                                                 

2025年(令和7年)10月19日
 スーパーマエダ「北海道フェア」で購入 価格1,099円

                  [製造元](有)氏家待合所

 イカ釣り漁の漁船の帰港風景の写真に商品名がデザインされた掛紙がゴム留めされています。


 掛紙を外すと、発泡材の容器(12.5cm×9.2cm×3.2cm)に紙の蓋がゴム留めされていて、蓋の上にはプラスチック製フォークナイフが載っています。


 蓋を取るとセロファンが載っています。


 炊くときに使った楊枝を外した、いかめしが2尾入っています。
 



 販売者名の記号から、委託製造されているものと分かります。
 全体的に薄味で、付いてきたプラスチック製フォークナイフで切って、刺して食べることが出来る柔らかさです。
 製造元のホームページは、【期間限定・事前予約商品】として載っています。


 当地のスーパーの「北海道フェア」で購入しました。

                                          
 製造・販売の氏家待合所は、厚岸駅開業と同時の1917年(大正6年)創業の老舗駅弁屋さんです。
 『待合所』とは、北海道で駅付近に多く存在した営業業態で、列車などを待つことができる屋内スペースで、列車待ちの方に食事や飲み物を出すという商売です。
 厚岸駅前にある「氏家待合所」では、かつては店内でも食べることがでいたようですが、現在はテイクアウトのみとなっています。
 三代目店主が考案した『かきめし』(正式名称は「厚岸氏家かきめし」と言うようです)が有名で、通年で首都圏の駅弁売店で販売されています。
 掛紙にある販売者の欄にアルファベットが付いていますが、委託製造業者を表していて、最近は「氏家待合所+osdf」と表示されています。
 +の後に表示されているものを「製造所固有記号」と言い、消費者庁のウェブサイトにある「製造所固有記号制度届出データベース」で検索できます。
 「osdf」は、千葉県千葉市稲毛区の「株式会社オーシャンシステム」を表しています。

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