旅の小窓~鉄印と田んぼアートの秋田内陸線 その3(完) | 旅の窓

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『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

 阿仁合駅から130m程離れた所にある旧阿仁町役場(現 北秋田市阿仁庁舎)に建つ、ちょっと地味な記念碑。
 役場庁舎が北緯40度00分00秒 東経140度24分08秒に位置している、正真正銘の「北緯40度の町」と言えます。


 1989年(平成元年)に改築された木造2階建ての駅舎も、北緯40度をモチーフに「4」を背中合わせにした三角形の駅舎となっています。


 今回の秋田内陸線乗車の目的である「鉄印帳」も「鉄印」も、種類豊富です。


 鉄印帳は、5周年記念特別版「輝」の銀バージョンを購入。金バージョンは、先月由利高原鉄道で購入済みです。



 数ある鉄印の中から、今回は5点。
 「新社長鉄印(令和7年6月に就任した、長峰新社長よる一作目。直筆の『叉鬼』)」

 「合川駅 駅メロ『アジサイ』記念鉄印」


 各駅の鉄印から、乗降した駅の鉄印。
 「角館駅」


「阿仁合駅」


「鷹巣駅」


 この日はとにかく暑い!阿仁合の最高気温は34.1度。
 一歩外に出ると汗が噴き出します。
 北秋田市阿仁庁舎への帰り道、立ち寄ろうかと考えた「内陸線資料館」ですが、30m程の寄り道も、暑くてたまらずパスしました。


 阿仁合駅からは急行に乗って終点の鷹巣駅まで行きます。


上り 急行もりよし2号 鷹巣行
 この日は4分ほど遅れての到着で、あまりの暑さのため到着間際まで駅舎内で待つようにとの案内がありました。
 構内には運転区があり、内陸線の全ての車両が所属しています。
 肝心の入線してきた車両は撮り忘れました。


阿仁合 12:15着 12:17発


 阿仁合駅・小渕駅駅間の進行方向左手に田んぼアートがあり、最徐行します。
 デザインは『秋田犬しんちゃん』。「クレヨンしんちゃん」の「家族都市」プロジェクトの一環として決定されたものだそうです。


小渕 レ

 新海誠監督の映画「君の名は」に出てくる駅のモデルともいわれる前田南駅を通過します。


前田南 レ
 前田南駅・阿仁前田温泉駅間の進行方向右手に田んぼアートがあり、最徐行します。
 テーマは「ないりっくんと一緒にレッツゴー!」で、秋田内陸縦貫鉄道のマスコットキャラクター「ないりっくん」と秋田犬と熊がデザインされています。


 ここは、『秋田内陸線八景』の一つ「森吉山眺望」でもあります。


阿仁前田温泉 12:30着 12:30発
 秋田県内初の、温泉保養施設「クウィンス森吉」が併設されている駅舎で、「温泉付きメルヘン調の3階建の駅舎」として、2002年(平成14年)『東北の駅百選』に選定され、2021年(令和3年)3月13日に駅名を、阿仁前田駅から阿仁前田温泉駅に改称した簡易委託駅です。


桂瀬 レ

 

 秋田内陸線の急行列車には、観光アテンダントが乗車し観光案内と、オリジナルグッズや沿線のお土産品等の車内販売を行っています。
 また、『7季のしおり』も配布しています。




米内沢 12:45着 12:45発


 秋田内陸縦貫鉄道では2020年(令和2年)、社員が撮りためたビューポイント15カ所から、3カ所を新名所「秋田内陸線三大車窓」として選ぶため、ホームページ上での投票を呼び掛けました。
 その結果、三大車窓には「大又川橋梁」「沿線5か所の田んぼアート」と、米内沢駅神杉駅間の秋田杉の「緑のトンネル」が選定されました。

 

上杉 レ

合川 12:54着 12:54発


 合川駅では、鷹巣駅から折り返してきた、角館駅から阿仁合駅まで乗った普通列車とすれ違いました。


 緑色のサイロの横にあるのが「ふみきり野カフェ」。秋田内陸線オリジナル駅弁「鉄飯」の『笑EMI弁当』を提供しているお店です。


大野台 レ

 

縄文小ケ田 13:04着 13:04発


 縄文小ヶ田駅の進行方向右手に田んぼアートがあります。
 テーマは「みんなと広げる笑顔の輪」で、バター餅のイメージキャラクター「ばたもっち」、秋田内陸縦貫鉄道のマスコットキャラクター「ないりっくん」、伊勢堂岱遺跡のマスコットキャラクター「いせどうくん」のデザインです。


 秋田内陸線の橋梁の数は322と言われています。最長は米代川に架かる全長526mの米代川橋梁です。


西鷹巣 レ
 鷹巣方からの最初に目に見える橋梁は、全長3.05mの「鷹巣橋梁」と言われています。


 しかし、「鷹巣橋梁」と鷹巣駅の間に、ほとんど目に見えない橋(暗渠のような物)が存在するらしいのですが、南野か通る度に目をこらして通っているのですが、未だ確認できないでいます。


鷹巣 13:09着
 今日乗ってきた車両は、『観光列車 鉄の3兄弟(秋田マタギ号、笑EMI、秋田縄文号)』の次男「笑EMI列車」でした。






 おしまい