【ふく寿司】(新山口駅)
2024.2.28投稿
2023年(令和5年)8月3日
新山口駅改札内セブンイレブンで購入 価格1,200円
[製造元]広島駅弁当(株)

円形のプラスチック製容器に合わせた、海を泳ぐ河豚のユーモラスなイラストがデザインされた掛紙(蓋)です。

蓋の上にお手拭きが載りラップされ、ゴムで十字留めしお箸を挟んであるので、それらを取り除かないと、掛紙(蓋)が見えません。

酢飯の上に錦糸卵とでんぶを敷き、ふぐの唐揚げ3個、茎わかめ醤油漬、くらげウニ和え、ふぐ皮ポン酢醬油漬、海老酢漬、刻んだ椎茸煮、生姜酢漬がのっています。


『ふく寿司』は1989年(平成元年)に下関駅の駅弁として誕生した物ですが、製造元の下関駅弁当(株)の廃業で、小郡駅弁当(株)に引き継がれ新山口駅の駅弁として販売されていましたが、その製造元も2015年(平成27年)に廃業することになり、新山口駅で売店を運営するジェイアールサービスネット広島の要請を受け、広島駅弁当(株)がレシピを受け継ぎ、今に至っています。
レシピを引き継いだと言っても発売開始から35年以上も経過し、ふぐの白い姿はなく、唐揚げが使用されていました。
円形のプラ容器に、真ん丸なふくの顔を描いた掛紙(蓋)だけは長い間変わりないようです。
広島駅弁当(株)の駅弁として広島駅や駅弁大会等でも販売されているようですが、製造元の公式ホームページには掲載されていません。
『鹿児島中央往復『弾丸車窓旅』の途中、新山口駅で購入しました。
製造元の広島駅弁当は1901年(明治34年)創業。当時広島駅で構内営業をしていた水了軒の事業を引継、「中島改良軒」として営業を開始したそうです。
同年まで大阪を出自とする水了軒が広島駅で構内販売を行っていたが、その事業を引き継ぐかたちであった。
1943年(昭和18年)、全国各地で行われて戦時統合で、広島駅構内営業業者3社と海田市駅構内営業業者2社が統合され「広島駅弁当株式会社」となりました。
同年まで大阪を出自とする水了軒が広島駅で構内販売を行っていたが、その事業を引き継ぐかたちであった。
1943年(昭和18年)、全国各地で行われて戦時統合で、広島駅構内営業業者3社と海田市駅構内営業業者2社が統合され「広島駅弁当株式会社」となりました。