駅弁コレクション184 「桜島とりめし」(出水駅) | 旅の窓

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【桜島とりめし】(出水駅)
                            2022.6.3投稿

2014年(平成26年)4月13日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格950円
                       [製造元](株)松栄軒

 桜島と炭火で鶏肉を焼いている写真が載った掛紙(スリーブ)です。
 鰹出汁で炊いた味付き御飯の上に金平牛蒡を敷き、桜島鶏の照り焼きを載せています。
 付け合わせは、高菜漬けと薩摩芋のレモン煮です。




 使われている鶏肉の『桜島どり』は種鶏・孵卵・肥育・処理・加工まで一貫生産体制を基本とした鹿児島県産銘柄鶏で、平飼いで健康的に育てられており、高タンパクで脂身が少ないのが特徴で、そのためしっとりとした歯触りとジューシーな肉質だそうです。
 「とりめし」の多くには、玉子のそぼろや錦糸玉子が添えられることが多いのですが、御飯の上に、金平牛蒡と鶏の照り焼きというのは珍しい駅弁です。
 現在でも、980円で販売されているようです。



 製造・販売の松栄軒は、1929年(昭和4年)鉄道省公認・出水駅汽車弁当店として創業し、出水駅を拠点にしていましたが今では鹿児島県内の他、熊本駅・博多駅まで営業範囲を広げています。
 松栄軒と言えば『えびめし』が有名ですが、最近は『極 黒豚めし』の人気も高いそうです。