駅弁コレクション63 「曲げわっぱ「黒」鶏めし」(大館駅) | 旅の窓

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【曲げわっぱ「黒」鶏めし】(大館駅)
                           2022.1.10投稿

2007年(平成19年)10月7日
 大館市『花善』で購入 価格4,200円
                        [製造元](株)花善
 大館市はかつては鉱山の町として栄えたことから「黒鉱」をイメージした地紋の、上質な肌触りの掛紙です。


 掛紙をはずし竹かごの蓋を取ると「曲げわっぱ」が現れます。


 この駅弁のために作られた「曲げわっぱ」です。
 このため、価格が高くなっています。



 中身はお品書きで紹介します。


 通常の「鶏めし」と共通したおかずは、絹さやだけでした。


 この駅弁は「JR開業20周年&国体記念弁当」として、期間と数量195食(ネット・電話予約150食+当日15食×3日)限定での販売でした。


 発売初日の翌日には地元紙『おおだて新報』で報道されていました。

 製造・販売の花善は、1899年(明治32年)11月15日の大館駅開業と同じ日に、花岡旅館弁当部として開業し、駅弁構内販売を始めています。
 『鶏めし』は1947年(昭和22年)に販売を開始しました。
 その後、「花善商店」として会社組織にし、現在の「花善」に至っています。
 2019年(令和元年)には120周年を迎え、パリに常設店舗「1899ToriMeshi」を開業しています。
 この『鶏めし』は、『駅弁味の陣2015』で「駅弁大将軍」、『駅弁味の陣2021』では「10周年記念賞」を受賞しています。