駅弁コレクション58 「白金豚弁当」(花巻駅) | 旅の窓

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【白金豚弁当】(花巻駅)
                            2022.1.5投稿

2007年(平成19年)10月14日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格850円

                      [製造元](株)まるろく


 白金(プラチナ)地に豚さんのイラストの掛紙(スリーブ)。
 透明な蓋なので、中身がよく見えます。


 御飯の上に味噌ダレをかけた白金豚のカツが載り、ゆで卵、菜の花の辛子和え、味噌大根が添えられています。

 
 
 カツの肉は、どちらかと言えば厚さはありませんが、そこそこのジューシーさとサクサク感が残っています。
 駅弁の香の物としては数少ない味噌大根がなんとも言えません。
 白金豚(はっきんとん)とは、岩手県花巻市の養豚業者である高源精麦が生産する豚肉のブランド名で、宮沢賢治の作品からその名が採られたことが書かれています。

 製造元のまるろくの歴史は古く、1929年(昭和4年)から花巻駅(当時は、岩手軽便鉄道の駅で、現在の東北本線の駅より少し離れたところにあった)での構内営業を始めています。
 しかし、2018年(平成30年)事業を停止し廃業となりました。