【鶏かしわめし】(小倉駅)
2021.12.16投稿
2007年(平成19年)4月7日
マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,050円
[製造元]北九州駅弁当(株)

「鶏」の下に「かしわめし」の文字。そして商品写真の掛紙(スリーブ)です。
外観を見る限り、量もそこそこ有りそうです。

鶏飯(かしわめし)の上に、錦糸卵と味付け鶏肉のフレーク、チキンステーキがのっています。付け合わせは、筍煮・人参煮・里芋煮・蕗の土佐煮・桜漬です。

九州北部の所謂『かしわめし』とは雰囲気が違うのは、刻み海苔が載っていないためでしょうか。
掛紙に駅弁マークが付いているものの、よく見られる販売駅名がないことから『疑義駅弁』(現地の駅で販売実績がほとんど無く、駅弁大会など催事での販売がほとんどを占めているもの)に分類されても致し方ないのかなと思います。
北九州駅弁当(株)が、小倉駅で販売していた『小倉のかしわ飯』です。
現在も、駅弁が消えたことを除けば全く同じと言って良いものが780円(税込み)と、ホームページで紹介されています。

製造・販売の北九州駅弁当(株)は、戦前戦後によく見られた近隣駅弁業者が合併して作られた会社です。
その始まりは、1891年(明治24年)に門司駅(現門司港駅)において石蔵家による弁当類の茶店(後に門司港駅構内営業株式会社となる)の創業だそうです。
その後幾多の変遷を経て、1956年(昭和31年)に北九州駅弁当株式会社が発足しています。
現存する駅弁業者としては、九州で最も古い歴史をもつ会社です。
その始まりは、1891年(明治24年)に門司駅(現門司港駅)において石蔵家による弁当類の茶店(後に門司港駅構内営業株式会社となる)の創業だそうです。
その後幾多の変遷を経て、1956年(昭和31年)に北九州駅弁当株式会社が発足しています。
現存する駅弁業者としては、九州で最も古い歴史をもつ会社です。