駅弁コレクション17 「三陸かにめし」(一ノ関駅) | 旅の窓

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【三陸かにめし】(一ノ関駅)
                           2021.11.15投稿

1977年(昭和52年)11月30日 一ノ関駅で購入 価格500円
                      [製造元](有)あべちう


 「掛紙」は、多くのかに飯に共通する「かに」をどお~んと描いたものです。
 内陸の一ノ関駅での販売を考え「三陸」を明記したのでしょう。
 前夜、上野発の一番遅い夜行急行十和田に乗り、翌朝7頃一ノ関駅で朝食用の駅弁が立ち売りされていたものを購入しました。
 この日は、三沢駅で下車し、十和田観光電鉄線に乗り十和田市に向かい、焼山行のバスに乗換、おいらせユースホステルに向かいました。

 多くの「かにめし」が、かにめし中心ですが、これはおかずも充実していた記憶があり調べたところ、『新米ライター望月の駅弁膝栗毛』(2004年(平成16年)11月)に写真付きで紹介されていました。


 製造・販売の(有)あべちうは、1890年(明治23年)4月26日、一ノ関駅開業の10日後から構内営業が許可された老舗です。
 1951年(昭和26年)からは一ノ関駅の東北本線ホーム駅そば「あべちう」も営業を始めました。
 しかし、2020年(令和2年)4月11日より休業し、そのまま廃業しました。