閑雲野鶴日記 2021年(令和3年)8月14日 土曜日 「御霊供膳(おりくぜん)」 | 旅の窓

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 お盆は故人の魂がこの世に帰ってくる行事ですので、故人を供養するために仏壇とお寺の位牌堂にお膳をお供えします。これが「御霊供膳」です。
 宗派によっても並べ方が違うそうですが、曹洞宗では次のように並べます。

 それぞれの器の献立です。
 飯椀に御飯、汁椀は味噌汁又は吸い物、平椀に煮込み物、壺椀は煮物又は和え物、高坏には漬物。と言われています。



 仏壇にお供えするものは自宅で作りますが、お寺の位牌堂の分はお寺にお願いしています。
 今年のお盆のお寺の「御霊供膳」です。
 これだとご先祖様も召し上がってくれると思います。


 因みに、今年のお正月のお寺の「御霊供膳」です。
 住職が代替わりしたとは言え、余りにも斬新で仏様もびっくりの内容でしたので、少々心配していました。