閑雲野鶴日記 2020年(令和2年)12月26日 土曜日 人の褌で相撲を取る | 旅の窓

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 今日は更に気温が低くなりそうなので真冬日間違いなし。
 天気は一日中風雪です。


 最近、雪のことしか話題がないので、ここは一つ『人の褌で相撲を取る』ことにします。
 知人の一人に、最近自家製の黒ニンニク作りをしている人が居ます。
 何でも「クリームチーズと合わせて食べている」とのことなので、写真を送ってもらいました。
 秋田名産の「いぶりがっこ」にクリームチーズをのせ、その上に黒ニンニクがのっています。


 ニンニクと言えば、国産ニンニクの8割を青森県で生産しています。世界のニンニク生産量では中国が8割を占めています。国内生産量と輸入量はほぼ同じで、9割以上が中国、次いでスペインから輸入しています。
 それでは『黒ニンニク』はと調べてみると、古くから志摩地方の海女さんが、冷たい海に潜る前に海女小屋でニンニクを銀紙に包み炭火で焼いて食べたものが始まりのようです。ニンニクを食べている海女さんは体温維持ができ、長時間漁ができるそうです。
 商品化の起源は、1999年に三重県尾鷲市で開発された『黒蒸しにんにく』が最も有力な説です。
 その後、三重県内の会社の販売促進の努力によって全国に広がり、今では家庭で古い炊飯器を使って作る人も多くなっています。なお、最近「家庭用黒ニンニク製造機」が販売されています。