旅のコレクション~1970年代の駅弁掛紙23 「特製 御寿し」(小樽駅) | 旅の窓

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 物置代わりにしていた古い家を解体するために物を整理していたら、1970年代半ば過ぎ、学生時代に購入した駅弁の「掛紙」が二十数種類出てきました。
 当時は駅弁の写真を撮ってもいないので、駅弁そのものの内容はほとんど思い出せませんが、掛紙を見ていると何故そこで駅弁を買ったのかという記憶が蘇ってきました。

 「おたる御弁当」と同様に、小樽駅で駅弁の製造・販売を行っている小樽駅構内立売商会の前身、1917年(大正6年)創業の「◯勝 鶴田」の駅弁です。
小樽の「御寿し」と言っても、生寿司や江戸前寿司ではなく、稲荷・太巻き・海苔巻きの詰め合わせだったと記憶しています。
 こちらの掛紙にも「営業品目」が書かれています。
 
 函館駅までは普通列車で約10時間。男4人トランプなどで楽しみながらの道中でしたが、汲田君が隣のボックスに座っていた幼いお子さんを連れた奥様に話しかけられて、暫く3人でトランプをする事になったため、汲田君はその後しばらくは「マダムキラー」と呼ばれることになりました。昭和50年代の表現ですね。