旅のコレクション~1970年代の駅弁掛紙12 「特製 お弁当」(一戸駅) | 旅の窓

旅の窓

『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

 物置代わりにしていた古い家を解体するために物を整理していたら、1970年代半ば過ぎ、学生時代に購入した駅弁の「掛紙」が二十数種類出てきました。
 当時は駅弁の写真を撮ってもいないので、駅弁そのものの内容はほとんど思い出せませんが、掛紙を見ていると何故そこで駅弁を買ったのかという記憶が蘇ってきました。

 「特製 お弁当」は、「トンカツ弁当」の山口松山堂が製造・販売していた駅弁です。
 掛紙は、岩手県立自然公園折爪馬仙峡の指定地を流れる馬淵川の渓谷をイメージしたものと思われます。
 馬淵川は明治時代、舟運が盛んだったそうですが、掛紙にあるように馬淵川で舟下りがあったかどうかは定かではありません。
 IGRいわて銀河鉄道線上りに乗って二戸駅を出て間もなく進行方向右手に、男神岩・女神岩、大崩崖が見えます、この一体が馬仙峡です。
 1977年(昭和52年)5月25日の日付から、採用試験受験のために帰省する際に購入したものと思われます。