旅のコレクション~駅弁62 「蟹のドリア」 | 旅の窓

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【蟹のドリア】(加賀温泉駅)
[製造元](株)高野商店 2019年(平成31年)1月19日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格1,200円


 北陸の老舗駅弁屋さんが作った、おそらく日本初の「ドリア」の駅弁だと思います。
 掛紙はレトロ感がありますが、新作駅弁です。


 「蟹のドリア」ですから、御飯にもホワイトソースにも蟹が入っています。特に、ホワイトソースについては、次のように書かれています。


 こんがりと焼き色のついたチーズ。赤パプリカ、レンコン、さつまいもが目に飛び込んできて、やや遅れてズワイガニを発見しました。
 説明書きの通り、ソースは濃厚で蟹を楽しめる美味しいソースです。
 御飯は蟹で出汁を取った醤油味の蟹御飯になっています。
 ゴロゴロした野菜の他にヤングコーンやしめじも入っていて、それはそれで美味しいのですが、トッピングされているズワイガニの足がちょっと貧弱。


 今までにない駅弁で、見た目にも味にも驚きました。
 冷めたままでもそれなりにいただけるのですが、やはり温めた方が美味しいと思います。
 「駅弁とは鉄道旅客向けに、駅や列車内で販売されている弁当」という前提が覆るか、有田駅の駅弁「有田焼カレー」の姉妹品として登場した「焼シチュー」と共に、その後の動向が気になるところです。