旅のコレクション~駅弁60 「有田 焼カレー」 | 旅の窓

旅の窓

『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

【有田 焼カレー】(有田駅)
[製造元](株)プレアデス 創ギャラリーおおた 2019年(平成31年)1月18日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格1,800円


 2007年(平成19年)年から販売されている「カレーライス」の駅弁です。
 製造元の(株)プレアデスは、陶里の町有田でギャラリー&カフェレストラン「創ギャラリーおおた」を経営する会社です。
 これは、「創ギャラリーおおた」で提供されていた「有田焼カレー」を駅弁にしたものです。


 有田焼のイメージ器のイメージ写真が印刷されている掛紙をはずすし、黒い紙箱の蓋を開けます。「心からありがとう。」カードの裏にはネット通販の案内…。




 中ぶたを開けると…。
 有田焼に入った焼きカレーが顔を出しました。
 「お召し上がり方」の紙片がラップの上にのっています。
 温めて食べることを想定しているようです。
 なんでも、有田駅では電子レンジが用意されていて、温めてから列車に乗ることができるようになっているそうです。


 今回は自宅に持ち帰ってから食べたので、電子レンジで温めて食べました。
 28種類のスパイスを使ったという牛挽肉入りカレー、上にチーズがのっています。
 食べ始めは中辛、辛くないけどスパイシーな香りと味が広がります。
 チーズがのってある部分を食べるとコクが増しさらに美味しくなります。
 半分位食べた頃から、個人差はあるでしょうが、少し口の中に辛さが残るようになってきました。


 食べ終わると、器に描かれた今年の干支、猪が現れました。


 2011年(平成23年)1月の第7回「九州の駅弁ランキング」で第1位になった「有田 焼カレー」、本格的なスパイシーな香りがあたりに漂い食欲そそる分だけ、列車の中で食べたらカレーの香りが充満しそうです。
 カレーの駅弁がなかなか定着しないのは香りの問題でしょうか?
 山陽本線柳井駅の「ドライカレー弁当」惜しまれつつ販売終了した以降、焼カレーの駅弁はおそらく初めてだと思います。
 因みに、JR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2016」へのエントリーに合わせて、「峠の釜めし」の荻野屋が高崎駅駅弁として「上州牛の和風ビーフカレー」を発売しましたが、会期終了とともに終売しています。