旅のコレクション~駅弁41 「山菜栗おこわ」 | 旅の窓

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【山菜栗おこわ】(米沢駅)[製造元](株)松川弁当店 平成30年10月21日 マエダ駅弁まつりで購入 価格981円


 米沢駅の2017年度の1日平均乗車人員は2,432人で、山形県内では山形駅に次いで第2位です。
 この駅で、駅弁を製造・販売する会社が2社あります。
 1899年(明治32年)創業の松川弁当店と、1921年(大正10年)創業の新杵屋です。 
 米澤牛を使用した弁当がメイン松川弁当店、「どまん中」シリーズが有名な新杵屋。共に「全国駅弁まつり」常連駅弁屋さんです。
 今回は、肉系ではなく季節限定のものを買い求めました。


 もち米とうるち米をミックスし蕨と一緒に炊いた御飯の上に、栗の黄色、朱色の人参が映えます。その上に、奈良漬・蕗味噌が添えられています。
 おかずは、鰊の昆布巻き・椎茸煮・竹の子煮・牛蒡煮・味付け人参です。




 薄味に仕上がっているお弁当です。
 この駅弁は「おこわ」となっています。本来のおこわはもち米だけで炊いたものでモチモチ感がありますが、冷めると堅くなり食べづらくなります。そこでうるち米をブレンドしていると思います。そのため、本来のモチモチ感が弱くなりますが、個人的に駅弁は冷めても美味しくいただけなければならないと考えていますから、好みの駅弁と言えます。
 なお、最近の駅弁には加熱式のお弁当は別として、「電子レンジで温めると更に美味しく…」という表示のある駅弁がありますが、好みではありません。