三千院を出て少し行くと、宝泉院が見えてくる。
ここでは抹茶を振る舞ってくれる。
見どころは巨大な松、青い竹。
それらを拝める額縁庭園である。
むしろそこしか見るところがない。
前の人がどくのを待って、
前列に座って庭園を眺める。
そして抹茶が運ばれて来てよばれる。
ガイド?のおっちゃんが
大きな声で解説していたので、聞く。
前列、今は畳をひいておりますが、
昔は板の間で廊下でして。
額縁庭園は柱と柱の空間を額に見立てて観賞するもので、
客殿から見ていただかないと、
廊下では楽しめないでしょうな。
なんだと?
せっかく前列(廊下)に座れたのに。
さらにおっちゃんは続ける。
廊下の天井を御覧なさい。
これは血天井といって、
伏見城の戦いで死体が寝転がっていた床板を使ったものです。
この下で抹茶を飲むなど、
呪われそうでとてもできないですな。
な、なんだと!?
これは前列で抹茶をいただいてる者に対する
嫌がらせか!
おっちゃんの話は面白かったが、
馬鹿にされている対象に見事にはまってしまったおかげで、
後味悪く宝泉院を後にすることになった。
今書いていてもむかつく。
みんなは客殿で額縁庭園や血天井、抹茶を楽しんで下さい。