Vol.021 口コミを呼ぶ仕掛け(6) コミュニケーションの窓口 | アメブロ,ホームページ(WEBサイト),キャラクターで集客できるデザイン戦略

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25年の経験で得た集客や販促のノウハウを、飲食店や士業等のお店や小さな会社向けに、飯田橋の広告制作会社(株)ツワイス代表 藤谷が語ります。

⬛︎Vol.021 口コミを呼ぶ仕掛け(6) コミュニケーションの窓口

今回で口コミを呼ぶ仕掛けも6回目になります。
1〜4回目まではお客様を店頭に引っ張ってくる方法でした。

復習すると1物語を作る、2従業員を巻き込む、3お披露目する、4お客さんをナビゲートするでしたね。それに対し第5回目は「出張させよう」。
つまり、キャラクターをお客様の元にお出かけさせる方法でした。


続いて6回目はキャラクターをコミュニケーションの窓口にしてしまうというお話。
といっても難しい話ではありません。
販促物をどんどん作っていきましょうっていうことです。

外せないのはPOP。
プライスカードに始まって、少し大きめの紙に商品の説明をキャラクターにさせたり、店頭にはのぼりを立てたり。

そしてPOPで絶対に外せないのがキャラクターのストーリーを書いたポスター。
大き目の文字で、キャラクターの言葉で語らせる。
とにかくお客様と接する部分にはキャラクターを登場させるのです。

今までバラバラのPOPを使っていたものが、統一したデザイン(キャラクターが入っていればいいということではなく、キチンとデザインされていることも重要です)で、展開することで非常にしっかりした会社である印象を与えることができます。

ただ、それだけで終わらせては、いつの間にか元の木阿弥。
やっぱりキャラクターも一時のものだったね。
という話に終わってしまいます。

そうではなくて、このキャラクターをひとつの指標にして、どんどん新しいことを取り入れて欲しいのです。

つまり何か新しいことをしようとしても、何をしていいかわからない。
あるいは、なんの必然性もないことをやってしまう。

例えば、お客様への感謝として何らかのプレゼントを企画したとしましょう。

よくあるのが温泉旅行へご招待とか、プラズマテレビプレゼントとかですよね。

でもこれって、もらった人はとても喜んでいただけますが、3ヶ月もしたらどうなるでしょう? 忘れられませんか?

そこにキャラクターという指標があると、状況が変わってきます。

例えば同じ旅行をプレゼントするにしても、キャラクターゆかりの地にしてしまう。
キャラクター入りのオリジナルガイドブック(ワープロで作るモノクロで充分)をセットにしてね。

なにかグッズをプレゼントするのでも、キャラクターを入れる、あるいはキャラクターに関するものを差し上げること。

ただ、誤解してはいけないのは、キャラクターが入っていればいいということではありません。
あなたが欲しいと思えるクオリティのデザインであることが重要です。


実際、カーコンビニ倶楽部で、私がタッチしていないところで、車に乗った魔女の時計(時間がくるとボンネットが開いて、美川さんのキツツキがでてくる)をプレゼントしたようですが、人気はでませんでしたよね。

面白いけど、家にお置いておきたいかと言われれば・・・ね。(^_-)

この考え方はプレゼント企画だけではありません。

キャラクターのコンセプトをしっかりと押さえておくことで、関連する商品とのセット販売など、いろいろな展開が考えられます。

ぜひ、試していただきたいと思います。