恩送り 続き

恩送り
https://ameblo.jp/tweety-snow/entry-12718739080.html

前回の続きです。

実父もコロナ禍で急遽、入院と治療が出来たとこは幸せだったと思いますが、実母も認知症なのに、夜に出歩き、信号🚥も理解できているか？危ういのに、事故にも遭わず、私の家まで辿り着くまでに転けても親切な母娘さんに助けられるというミラクルで無事にうちに来られたのは、幸せ者だと思います。

助けてくださった方にお礼を………と思いながらも日々の目の前の事に対処するだけで必死だった、とある日のこと

たまたま、庭先に出ていた私は、家の前を不自然に早く歩いて行く初老の男性を目にしました。

小走りに駅まで急ぐ………というより、うちの前は緩い下り坂になっているので、その下り坂の勢いで　「おっとっとっ」的な歩き方なんです。書き方で、わかりますでしょうか？

自分で歩く速度を制御出来てない感じなんです。

大丈夫かなぁ？と思いながらも、庭で用事をしていたら、

「ドッシャーン⚡️」と凄い音が聞こえました。

急いで門を出て音の方向を見てみると、先程の危なっかしい歩き方をされてた男性が、ひっくり返っておられましてね

駆けつけると、一人で起き上がれない状態でした。

13年前に脳卒中を患った実父の様子も見ているので、何か脳梗塞的な後遺症を持っておられる半身がうまくコントロールできない方とお見受けしました。地面に座ったままなのも気の毒なので、家から小さな椅子を持ってきて、何とか支え起こして座ってもらいました。膝が痛いと言うので、見てみたら………

何と、実母が転んだ時の傷と全く同じような擦り傷が両膝に‼️

急いで、塗り薬や絆創膏を取りに行って手当てをしました。

どこに行かれるのですか？と聞いたら、食料品を買い出しにいくところとのこと。

と、そこに一人の男性が通りかかり「大丈夫ですか？」と聞いてくださいました。

奇しくもその方、転んだ方のお隣の方でした‼️

どうやら、よく転んでおられるようでね

車も、どこかにぶつけて修理中らしく………うーむ、これで運転は、危ないんじゃないかと心配になりました。

タクシーを呼んで、一旦自宅にお帰りなるように、お隣さんと説得してタクシーに電話するものの、出払っていてすぐには配車できない、と残念な返事。

仕方ないので、私の車を取りに行ってお送りしようとしたときに思いついた夫に電話してみると、もう2〜3分で家に着くよ、とのこと。

手早く事情を説明して、転んだ男性とお隣さんを夫にその男性を送ってもらうことにしました。

うちから車で1分ほどのお住まいでした。

そうなんです‼️

まるで実母が転んだ時の状況とほぼ同じだったんです

実母を助けてくださった方にお礼をしたかったのですが、これは、恩送りかなと勝手に思いましてね。

全く同じ状況で人助けが出来たので、肩の荷が下りました

無事に恩送りが出来たかなと思っています。

こういうことで、人との繋がりで助け合いが出来ると嬉しいですね

情けは人の為ならず…めぐりめぐって………です。

命を助けていただいたこの身体、人さまのお役に立てることが何より嬉しいですし、ありがたく感謝です

今年も頑張って、他人さまへのご恩返しを続けていけたら良いなと思います