今年は、本当に身内でいろんな事があった一年でした。これでもか?ぐらい(笑)家族と密に関わり合った日々です。
年明け早々に、夫が心の病で働けなくなりまして………半年以上休職しました。
心療内科の良いドクターに出会えて、無事に復職できました🍀
年末の放火事件は、とても他人事ではなかったです………。
以下、長文になります。時間のある方は、お付き合いください。
実父が、5月に多発性脳梗塞を起こして急遽入院。
コロナ禍の中で、すぐに対応してくださる病院に巡り会えた父は、幸せ者だと思います。
その間、実母の認知症がドンドンひどくなり………。
それでも心臓が弱く、元々めまいを持っている母は、《徘徊することはないから、良かったよね》と妹と話していたのに………。
玄関から門扉までの数メートルですら、人の手の支えや手すりが無いと出られない母です。
父が入院したことが、何度話しても理解出来なくて「パパの出張は、いつ終わるの?今日帰ってくるのよね」とか、いつのまにか父が入院ではなく、仕事していたときの出張モードになりましてね
病院にも連れていったのに、理解できず。
仕方ないと言えば、仕方ないのですが、ほぼ毎日私か?妹が、実家に顔を出していたのですが、たまたま二人とも仕事が忙しくて、翌日には、必ず実家に行く予定だったので寄らずに帰宅してきた、ある日の21時ごろ。
家のチャイムがなりました。
こんな時間に誰?
とインターホンに出ると
「トゥイティー・スノウさんですか?」とまるで電話で名前を聞かれるように、言われましてね
一瞬、マジでインターホンでなくて電話に出たのかと自分で錯覚してしまいました(笑)
「はい、そうですが?」と答えると
「〇〇さん(←実母の名前)が、道で転けてます」とのこと。
「え?どういうこと?」と玄関から飛び出すと、やはり私の名前をフルネームで言われて、実母が転けて動けなくなってると犬を連れた若いお嬢さんが、おっしゃるんですよ。
私は、全く理解不能に陥りましてね。父は、入院してるし、母は、一人で出歩けないし?誰の話⁉️なんのこと?
と、その場所までお嬢さんと一緒に駆けつけると………
よそいきの格好をした実母が、座り込んでお嬢さんのお母様に保護されてました
人生で、こんなに驚くことある?ぐらい驚きました。実家から、うちまで母の足だと30分近くかかります。それも、夜🌙‼️
家の中でもふらふらして転けそうになってる母が?下りの坂道を延々と歩いてきたと?????
案の定、すでに2回も転んで、3回目に転んで動けなくなっていたところを犬の散歩をされてた優しい母娘さんに発見されて(大通りだったことが幸いでした)
「すぐそこを曲がったところの何軒目かが、娘宅なんです。娘の名前は、〇〇(私のフルネーム)ご主人の名前は⬜︎⬜︎さんです」とまるで、選挙並みに私と夫の名前を連呼していたようでして
認知症なのに、そこは覚えていたのね
優しいお母様が、母のそばに付いていてくださり、娘さんが我が家を探してチャイムを鳴らしてくださったんです。
父がいないことで混乱して(私たち姉妹もこの日に限って寄らなかったし)長女の私の家まで行けばなんとかなる!とでも思ったのでしょう。
母を訪ねて三千里の真逆バージョンでした………。
なんだか、母が いじらしくてね。涙が出ました。
「スノウちゃんのところに行きたかったのよ」との母の言葉。
不憫に思ったのも確かなのですが、後に私にとっては重すぎる出来事になります。
夫も私のすぐ後から駆けつけてくれてて、車を取ってきてくれて乗せて
優しい母娘さんにお礼を申し上げて実家まで送り届けました。
3度も転んだ母は、ズボンを履いていたにも関わらず、結構な擦り傷を両膝に負っておりました
とりあえず手当てをすると母は、「とっても疲れたから眠るわ」と寝てくれました。
夫が手伝ってくれたので、助かりました。
お優しい母娘さんのお名前と〇丁目の方とも
お聞きしたものの、そこから怒涛の父母の施設入所をする手続きなどになり、全くお礼を言う間もありませんでした。
時々、《お家を探してお礼を言わねば………》と頭を掠めるものの、とにかく夫のこともあるし、二人目の孫は、生まれるし………で、落ち着いてお家を探す時間も心の余裕もない日々でした。
そんなある日のこと。
以下、長くなりすぎたので、次回に続けますね。