令和6年1月7日参拝
電車を乗り継ぎ太宰府にやってきました。
目的は太宰府発祥の鷽かえ神事
他に行きたいとこはたくさんあるけど、鷽かえ神事に集中することを選択して天満宮へ直行です。
宿場町の名残を残す趣きのある建物が並ぶ参道。
憧れの和菓子屋さんの看板が尊い〜✨
景観を守りながら新しいお店が生まれる。
今じゃ店舗の木造化ってめずらしくないけど太宰府のスタバがオープンした頃はかなり話題でした。
参道突き当たりに大きな松明が置かれてます!
ここは延寿王院といって現在の社家のお住まいです。
太宰府天満宮となったのは明治初年からで、江戸時代までは安楽寺というお寺だったのです。
長くなるのでそんな感じで。
人が多い太鼓橋を避けて、池をぐるっとまわって鷽かえの行列を探します。
明るいうちに楼門を見れたのはこれが最後だった。
ここでパッと左を見たら行列発見✨
木鷽の授与開始には間に合った!
心配事はただ一つ、こんなに並んでて整理券は手に入るのかしら?
祭場の天神ひろばに入れるのは先着1,000人。
木鷽の在庫はもっとあるけど整理券が無いと鷽かえ神事には参加できないのです。
ここで緊急事態(便意)。
列を離れたついでに先頭集団をチラ見したらテントの中までぐるぐる並んでるけど先着1,000人には入れそうな気がする✨
用を足して列に戻るとバケモン級のコミュ力を持つ友達は前後の人と仲良く会話してた。
木鷽の授与開始が早まったらしく合流できないんじゃないかと心配してくれてた。ごめんね〜🙏
少しずつ列は進んでいき、16時にはテントにいたのでかなり時間が早まってたみたい。
並びの途中で木鷽を納めてね、ということみたいですが、最終的にどのくらい戻ったのかしら!
神事で使う木鷽をいただきましたーっ!
鷽かえ会場への整理券付きで初穂料1,500円✨
袋の中には飾り台紙が入ってました。
自然との融合がテーマってことだけど、それって隈研吾の太宰府スタバからオマージュ?
3年の間に育った枝葉や根っこの重みでズルッといかないか余計な心配してしまいますが〜。
お仮殿の裏にあの美しい本殿を覆う工事幕。
期間限定のお仮殿があることで(なんだ改修中かい!)と思わせないとこサスガですね。
太宰府天満宮でいただいた御朱印。
友達の書き手さんはめちゃくちゃ美文字でした。
公園で作戦会議しながら鷽を眺める。
友達が選んだ木鷽は体幹しっかりお目目くりくりのイケメンで焼き印まで美しい。
わたしは目立ってたデブを選んだだけ😆
参道の太宰府館でおみやげ木鷽を購入しました。
神事で使う鷽とは焼き印が違ってこちらは〝太宰府〟〝木うそ〟など。
お値段は600円・500円・400円でした。
太宰府館の職員さんに天満宮の鷽をお見せしたら「神事で使う鷽はキレイですね〜✨」と黄色い声。
木鷽は参道のお土産屋さんでも売られていて、どんな大きさお値段の鷽があるか見てまわるのも楽しかった。
あり得ない熱さの梅ヶ枝餅を渡されて爪が溶けるかと思ったじゃん
指が何日もヒリヒリしてたんだから
ギャーギャー騒ぎながら撮った梅ヶ枝餅の写真
18時が近づき天神ひろばに参加者が集まってきました。
(n´∀`n) 金鷽を当てたいよね〜。
ここで自分の番号を確認‥え!
〝猪〟って、番号じゃないんだ!👀
関東ではほぼ鷽買え神事ですよ。
亀戸では〝け9696〟みたいな当選番号が後で発表されるんですけど、本場太宰府では前年の時事ネタなどにちなんだお話のあとに〝言葉〟が発表されます。
当たった人は天神さまからのお年玉として金の鷽がいただける、それってつまり富くじなのでは?というわたしの説。
初めての かえましょ はお友達のみぃさんと♡
かえましょ〜
〽︎かえましょ かえましょ かえましょ‥
(替わってないね?)
永遠に替わらない鷽かえをするわたしたち。
賑やかなかえましょコーラス隊は巫女さんです。
〽︎かえましょ かえましょ かえましょ‥
(゜д゜) 独特〜。
言葉は5〜6回の発表があったかと思いますがわたしたちに金鷽は当たらずお開きとなりました〜。
帰りの参道で金鷽が当たった方とお会いして目録みたいの見せていただきました すごい!
暗くなってお仮殿の中がよく見える!
なんか小洒落た可愛らしい幕を担当してるのがMameKurogouchiなんだって w(*゚o゚*)w
デザイナーズ社殿は隅々まで気を抜いてなかった。
鷽かえ神事はこれで終わりですが、太宰府の夜はまだまだこれから。
◆太宰府天満宮
福岡県太宰府市宰府4丁目7-1