たこ阿弥陀 安楽寺(南知多町日間賀島) | ハニーちゃんがゆく!

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令和5年9月3日参拝
引き続き日間賀島の話ですが仕切り直し船気づき
篠島から日間賀島まで10分くらいだったか、
港に着いたら5分で札所だと思ってたからGoogleマップが示す経路を見て混乱したよね‥。



日間賀島には港が二つあって、

よりによって遠い方の東港に到着!

西港の方が栄えてるから普通の人なら喜ぶでしょうね。

この暑いのに往復60分確定だなんて、

それはそれはガッカリでしたがあきらめるしかない。

たこの干物を見て吹っ切れました (๑⃙⃘˃◡˂๑⃙⃘)



たこが名産だけに日間賀島のマンホールは図案がタコ。

そして南知多町の花スイセンです。



いつも行き先が地味なわたしには無縁だと思ってたどこでもドアにも遭遇 🙌

憧れの〝ひみつ道具〟が目の前に‥✨

だけどドアを開けたってどこにも行けなかった。

わたしは未来の道具を頼らず自力で旅をしてる。



どこでもドアからだらだら歩くこと20分。

このお寺には札所の幟がないので知多四国のお寺ではないようです。



通り過ぎようかどうしようか山門に近づくと〝たこ阿弥陀で有名なお寺です〟だって。

おもしろそうだから寄り道決定☆



明応3年(1494)関東へ行く途中だった九州筑前の僧別山月伝が日間賀島に留まることとなり聖観音を本尊として前住地の安楽寺と名付けました。

サムネイル
 

あらおいで九州筑前の安楽寺って言ったら
今の太宰府天満宮のことじゃんね!?

慶安元年(1648)になって遠州三ヶ日の金剛寺6世心翁秀傅によって曹洞宗に改宗したそうです。



赤い幟のお堂がたこ阿弥陀さんでした。

むかし日間賀島の隣にあった島が大地震で沈み、

「筑前寺」から流出した仏像が漁師の網にかかって引き上げられた時に大たこが巻きついていたので章魚(たこ)阿弥陀と呼ばれています。

修復したてでキンキラキンですがこう見えて日間賀島でいちばん古い仏像です。

テレビによく出て有名な阿弥陀さんのようです。



本堂の天水桶は常滑で見た土管みたい。



御朱印はいくつかパターンがあって、

よくばりなわたしは御本尊とたこ阿弥陀でW墨書きのをいただきました。

たこ阿弥陀のかわいいハンコはお嬢さんの友達に絵の上手な方がいて描いてもらったそうですよ。



石ものもおもしろかった。



真ん中の石の裏に富士講の水鉢が積んでありました(ってことは富士講碑なのかしら!)。

講紋は丸に二つ引きでした。


2023/12/06追記しますパー
この紋は〝山に丸三〟で御嶽教の開祖普寛上人が考えた印ですね!そういえば知多四国まわってて山号が御嶽山ってお寺さんちょいちょいあったもん✨

 
サムネイル



福丸明神、山賀明神。

こういった明神碑の縁起が知りたいですね。

西港の方に福丸さんという屋号があったけど関連あるのかしら。



フグのマンホールもありました😆



筑前・安楽寺・観音さま、

なんだか太宰府を思い浮かべてしまいます。

「ヒマカ天神が鎮守さんだったけど日間賀神社に合祀されてる」と住職✨

行ってみましょう✊



◾️安楽寺(たこ阿弥陀)

愛知県知多郡南知多町日間賀島里中48