令和4年10月1日参拝
芝増上寺の三解脱門(以下三門)って言ったらしょっちゅう通るからとても身近な存在なの。
羅漢さんにハマってた時期に知恩院・東福寺・善光寺の三門公開に行ったけど、
やっぱり増上寺の三門が見たかった。
2021年4月4日撮影 三解脱門
非公開のはずなのにたま〜に見学してる方がいたりして、
お寺の方に聞いてみるとお接待で特別に‥ということがあるみたいなんです。
そんなチャンスは一生来ねぇと諦めてたら今年は建立400年記念で10/1から11/27まで特別公開されるというお知らせがきた♡
これは小さいけど「大門」かつての総門
2ヶ月も公開される安心感で前の晩は飲み散らかしてたのですが、
やっぱり気になってて公開初日の10:30にスッと目が覚めた。
布団の中で少し考えた ( ˘ω˘ )
(土曜だから午前中は空いてんじゃね)
三門への熱い思いが90-55という低血圧のわたしを動かした。
いつになくチャチャッと支度して増上寺へ。
おおお👀 楼上の窓が全&開!👀
まじで特別公開が始まっている!!
まずは白いテントで整理券をもらう。
11時頃で80番台だなんてオープンで並んだ人たちがいたのかもしれません。
三門北側の券売機で入場券を買って係の方に渡すとアルミのハシゴを案内されました。
これはあせらず一人ずつの方が良さそうよ。
一段踏み込むたびにもこもこ揺れるハシゴ。
これは恐怖でした。
回縁を歩いて一周できないのを確認したところで三門から大殿を見たいという夢やぶれる。
おお w(*゚o゚*)w
本当に十六羅漢がいた。
一体一体のおおらかな表情、着物の柄、
なにより数に圧倒されるね。
手前には歴代上人が並びます。
いったん中央で合掌🙏
中央に釈迦如来、
象に乗った普賢菩薩と獅子に乗った文殊菩薩。
水色の象さんかわいいね
続いて右、左、右‥とお釈迦さまを囲むように十六尊者まで交互に置かれていました。
第十六の注荼半吒迦尊者の衣装が目立ってた。
江戸時代は三門から海が望めたというアナウンスに驚く方が多かったけど、
JR浜松町駅がある旧芝離宮恩賜公園の向こうが海だったことを考えるとマアマアその辺までは今でも見えるよね。
特に混雑もなくお釈迦さまと十六羅漢に会えて感激でした 🙏
ぱっと見わからないけど柱が傾いてたりするから会期後は何年もかけた修復工事に入るそうです。
上から滅多に見れない山廊の屋根。
よく見ると修復の前後で瓦の大きさが違ってたりするの下からじゃわからなかった。
帰りの階段は頑丈な安心構造でした。
続けて三解脱門展を開催中の宝物展示室(大殿地下)へ。
浮世絵師が描いた四季折々の三門を見れました。
江戸時代の映えスポットだったんですね。
そして、
三門公開記念1000枚限定の御朱印は2枚セットで志納料金1,000円でした。
増上寺で釈迦三尊の御朱印は初めて。
三解脱門の方は観智国師400年遠忌の御朱印と同じハンコが押されています。
ところで、
あれー?
このお厨子って安国殿の右奥にあったよね。
扉におもとの細工がかわいいなーって見てたから覚えてるよ。
近くで見ると大きくてびっくり。
2020年10月3日 安国殿で撮影
ほら!
2020年10月3日 安国殿で撮影
お釈迦さま、ラーフラ尊者、アーナンダ尊者の三尊の仏舎利🙏
参拝者が近くで拝めるよう運んでくださったのありがたいです🙏
今週は夜間参拝があるっていうから楽しみにしてます (*˘◡˘*)
■三縁山増上寺
東京都港区芝公園4-7-35