大本山 東福寺(京都市東山区) | ハニーちゃんがゆく!

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令和2年9月22日参拝
泉涌寺から徒歩10分程だったでしょうか?
京都五山の第四位で超有名なのに来た記憶がないしこの日を〆るお寺は東福寺さんにしました。
だって三門公開してたのー (๑´▽`๑)ノ


京都五山とは京における禅寺の格付けで、
室町幕府3代将軍足利義満によって南禅寺を別格に天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺という序列が定められました。



東福寺は臨済宗大本山で本尊は阿弥陀如来。
鎌倉幕府4代将軍九條(藤原)頼経の父にあたる道家が九條家の菩提寺として建立、
開山には円爾弁円(聖一国師)が招かれました。
円爾は宋から帰国して博多に寺を建てたとこで焼き討ちに遭ったので九條家からのお誘い大歓迎!なタイミングでした。
東福寺は度重なる火災で堂宇を焼失しながらも直ちに再建され中世の堂塔伽藍を現在に残しているという大寺院です。

日下門

右側が本堂のようですが勝手がわからないからまずは拝観受付かな。
回廊がいちいち美しいです ε(๑´▽`๑)ɜ


拝観受付があった!
「あの〜、三門拝観って‥」
「(食い気味に)セット券でいいですか!」
「はーい♪(お得な気分)」
半券を片手に三門を探しに行く‥ (゚Д゚≡゚д゚)
「ちょっと!こっち(通天橋)から見てください!」
「順路があるのですか?」
「もう券もぎっちゃったから!」
つまり自由に身動き取れないってこと?



よくよく話を聞いたらわたしが買った拝観券は回廊と本坊のセットらしく三門とは別!
(`Д`)あとの予定があるから今回は境内と三門だけでよかったのにやられた〜。
まいっか、
‥気持ちを整理して拝観に集中。


通天橋とは開山堂〜方丈〜仏殿を結んでいる橋で室町時代からあるそうです。
わたし回廊の連続性が好きですよ。



しかし三門に行きたすぎてイマイチ心に響かず。
きっとあの門をくぐったらスゴイ。
そう信じて進みました。


くぐったら‥改修中。
お堂の中は空っぽでした。
ここのお庭は可愛いねぇ。


拝観受付の前の経蔵が好き。



セット券だから次は方丈のお庭だよ。
庫裡で券をもぎっておじゃまします。


まあ、
適当にお庭を堪能して出ましたw


この日は秋季彼岸会で法堂に入れず、
|ω・) 覗くだけ〜。



開山本尊(大仏)の手は確認できなかったけど正面にまわって格子の隙間からお釈迦さまを拝めたので満足 ε-(´∀`*)


現在の本尊は今や塔頭寺院となった万寿寺から移されたという釈迦如来・迦葉尊者・阿難尊者(いずれも重文)です。


禅堂


やっと!!
東福寺の三門(国宝)ですわっ!!
拝観4時までだから超あせってました。


南側から入ればすぐ三門だったのか!



拝観料1,000円って結構‥だよね。
『京都非公開文化財特別公開』ってことで拝観券のデザインが知恩院と全く同じでした ( ´Д`)
他もそうなのかも。



こちらも三門内では知恩院同様に景色を含めて撮影禁止でした。



上に上がってしまえば時間制限もないし学芸員さんが話しかけてくれて大変お勉強になりました。
三門の中がこんななんて感動🥺

公式「拝観の手引き」より

東福寺の御朱印です。
過去には季節のなんちゃらみたいのやってたみたいだけど幸運にも至って普通の御朱印でした。


京都通の知人に「制限ばかりで東福寺あんまりおもしろくなかったわ!」と言ったら、
紅葉外したおかげで通天橋が撮影し放題だった事をうらやましがられました。
厳しいんだねぇ。
同知人によると東福寺の見どころは三門から見る大伽藍とのことでしたが高所恐怖症につき三門の外の記憶がありません (´ω`;)


■東福寺
京都府京都市東山区本町15-778