鷲宮神社(久喜市鷲宮町) | ハニーちゃんがゆく!

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令和元年8月13日参拝
お墓参りその後のその後 (๑´▽`๑)ノ
お盆の埼玉ってのが微妙でさ、
これ以上遠出しちゃうと帰りの渋滞がダルいので下道ウロついてたら鷲宮に来た。


老朽化が原因で一年前に倒壊してしまった一の鳥居が気になっていたの。
(まだ再建されてなかった)
旧鳥居を知ってるだけにこのすっきりした光景はかなり衝撃的なのです〻〻


こーんな大きな鳥居が倒れるなんて!
ケガ人が出なかったのは幸いでした🙁



明治29年(1896)鷲宮で近衛師団の演習をご覧になった明治天皇が休憩に立ち寄ったのが鷲宮神社でした。
記念碑は御親拝の合間に馬を繋いだ場所。

明治天皇御乗馬繋留処

参道入口の下馬札に天皇が従い玉歩あそばしたこの参道は清い。
その日は一体どんな一日だったろう?と妄想してしまいました (^ω^)


文政12年(1829)建立の銅製灯篭に風鐸がぶら下がってる (*゚▽゚*) 
涼みながら眺めていたけどやわらかにそよぐ風ではビクともしませんでしたw


基礎の部分にニワトリ🐓のレリーフがあるのは鷲宮神社が大酉元祖と云われる所以です。
埼玉県の酉の市は12月に各神社日にち固定で開催されますが鷲宮神社だけは12月の初酉に行われます。


御祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)・武夷鳥命(たけひなとりのみこと)・大己貴命
あと近隣からの合祀神が9柱です。
建御名方神・伊邪那美神・大山祇神・宇迦之御魂神・大山咋神・天照皇大神・迦具土神・素戔嗚尊・菅原道真公



創建は神代の頃と伝えられています。
お供を連れて出雲から来た天穂日命と御子神の武夷鳥命が大己貴命をお祀りし、
のちに一族の始祖である天穂日命が追祀されました。
葦原中国を見てきてと言われてそのまま高天原には戻らなかった天穂日命、
何してるかと思ったら武蔵国にいた (๑´▽`๑)ノ


時代下って東征の帰路に立ち寄った日本武尊が新たに武夷鳥命をお祀りしたと伝えられています🤔
🦢大鳥大明神が鷲大明神🦅を祀るとゆーね☆



拝殿の向かいには神楽殿。
土師一流催馬楽神楽は国の重要無形民俗文化財に指定されており、
宮内庁からのリクエストで平成19年の川越行幸啓で上皇上皇后両陛下とスウェーデン国王王妃両陛下の御前で上演なさったそうです!


左側は神崎神社と称し大己貴命をお祀りしているお宮で右が鷲宮神社という二殿形式の本殿。


本殿を囲むように多くの末社が置かれてます。
もちろんご当地系の久伊豆神社も◡̈


鷲宮神社の御朱印です。
朔日になると月次祭の御朱印として枚数限定の書置きが頒布されてるようです。
普段の御朱印のが最高にカッコいいので限定は全く興味なし〜。


光天之池は綱が張られ鳥居より先は禁足地となっています。
案内板によると、
古くから龍神伝説があったが長らく荒廃していたのを平成11年に整備したそうです。



のぞいてみたら何この神々しさ!



鷲宮神社は〝らき☆すた〟に登場する神社のモデルになってるということで急にある時から有名になりましたが、
民俗学・古代史が好きな方に強くオススメしたい神社なのです。


◆鷲宮神社
埼玉県久喜市鷲宮1-6-1

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・どーでもいいはなし
鷲宮って〝わしみや〟と読むのですが、
わしみやという人もいるのですよ。
高校の友達にH美ちゃんという鷲宮から来てる子がいたのね、
おうちの最寄り駅は東鷲宮(ひがしわしみや)駅で地元はわしみやとハッキリ言ってるのを何度も聞いたw
使い分け方がよく分からないけど何か地元民には通ずる定義があるのかしら。
鷲宮町が久喜市に吸収合併されてからそんな違和感ある会話が減ってるかもしれないわね。
神社はわしみや神社で合ってます🙄