平成29年9月5日参拝
創建年代は不詳です。
延喜式神名帳に記載される下野国寒川郡の式内社(小)阿房神社の比定社です。
粟宮(南)信号
〝安房神社〟と聞いて真っ先に思い浮かぶのは安房国一之宮の安房神社。
阿波忌部氏の祖 天富命(あめのとみのみこと)は神武天皇の勅命を受け四国から阿波忌部一族を率いて房総半島を開拓しました。
粟や麻の栽培を得意としていた阿波忌部氏がより良い環境を求めて移住してきたのでしょう。
御祭神は天太玉命と菟道稚郎子(うじのわきのいらつこ)!!
天太玉命は忌部氏の総祖神です。
菟道稚郎子とは第15代応神天皇の皇子で第16代仁徳天皇の異母弟にあたります。
応神天皇の崩御後に皇太子の菟道稚郎子は「年上で徳の高い兄上を差し置き即位は出来ない」として皇位を譲り合った末に自害してしまいました(ざっくり)。
美談ではありますが裏に何かありそう?
安房神社には粟結びという紅白の水引きで神輿を飾る粟柄神輿が伝わります。
地産の粟に子孫繁栄の願いを込めた祭りは11月21日に行われます。
授与所はお留守でしたが箱の中に書置きがご用意されてました ( ´◡`)
御朱印をご希望の方へ
当方留守の際は左手の箱からお受けください。
ご不便をおかけしして恐れ入ります。
安房神社社務所(貼り紙より)
箱で御朱印のやり取りするの結構好き。
本殿覆屋の中にいる状態の良い本殿狛犬は必見です.:*☆