〝卑弥呼の里〟って桜井市じゃないの。
まぁすぐお隣なんだけど。
社記が天文年間に焼失したため創建年代は詳らかではありませんが、
延喜式神名帳に城上郡 伊射奈岐神社と記載されています( ఠ_ఠ )
御祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)です。
元は柳本町山田北側の台地に鎮座していた楊本(やなぎもと)天満宮でした。
寛永18年(1641)に2代目柳本藩主織田氏がこの地に本殿を造営し遷座となりました。
楊本天満宮に式内社を合祀したのかな?
手水盤をはじめ、
石灯籠など石ものは皆〝天満宮〟と刻まれていました。
日本武尊が東征の前に戦勝祈願をしてから伊勢に出立したと伝わる伊射奈岐神社はどこにあったのでしょうか???
▲拝所から見た本殿
▲天満宮(菅原道真公)
伊射奈岐神社の境内には県指定の史跡大和天神山古墳がありまして、
古墳時代前期初頭に築造されたと思われる墳丘全長103mの前方後円墳です。
国道の建設に伴い古墳が削られたことで発掘調査をしたら調度品は出てきたけど人を葬った痕跡はなく、
すぐ近くの崇神天皇陵の陪塚と見られています。
お帰りは国道169号沿いの鳥居から。
むむっ!
歩道の石垣は古墳を縦方向に断ち切った断面なのだそうです ∑(๑º口º๑)!!
ガッツリいってますね‥〻〻
伊射奈岐神社の御朱印です(平成29年2月10日 再訪)。
お留守が多くなかなか宮司さんにお会いできませんので気長に通ってください(^ω^)ノ
◆伊射奈岐神社
奈良県天理市柳本町1899
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第12代景行天皇陵の陪塚にかかりそうな横向きの小さな神社が水口神社です。
こちらの本務神社は伊射奈岐神社です。
御祭神は第15代応神天皇と大水口神(おおみなくちのかみ)。
大水口神は水の湧き出る場所に祀られる農耕の神さまの事らしいです。
記紀に出てこないのでピンとこないな。
大水口宿禰絡みだとしたら、
むか〜し饒速日命が祀られていたとしてもおかしくないな( ・̀ω・́ )
政治的なアレコレで八幡さんがやってきた、
そんな感じかな。
割と留守がちだけど伊射奈岐神社の御朱印はあるそうです。
また行ってお話聞いてこなくては。
この2社は予定してない参拝だったので仕方ないんだけど‥やっぱり社務所をお訪ねするくらいしないとねっщ(゚Д゚щ)
◆水口神社
奈良県天理市渋谷町416