5月に4泊5日で沖縄旅行してきた!
今年もお友達の家族旅行におじゃま虫なのだ٩( "ω" )و
昨年はUSJでした!
▲両側おじゃま虫・カメラマンはご主人w
晴れ女軍団パワーで雷雨予報は消え失せて滞在中はずっとピーカンでした〻〻
一泊目の宿は名護市の喜瀬ビーチ٩(๑′∀ ‵๑)۶
レンタカーを借りての移動の途中、
宜野湾市で神社に寄ってもらいました。
沖縄の神社めぐり一社目は普天満宮です!
鳥居の右側から境内を通り右奥が神社の駐車場。
石段は琉球石灰岩みたいね (*ꂧ◡ꂧ)
まずは軽く沖縄の信仰の話でも‥
わたしてっきり沖縄の神社って、
琉球王国が薩摩藩に併合されてから置かれたと勝手に思ってたんだ。
でも琉球王国初の神道式神社は1451年に本土から勧請した天照大御神を祀る長寿宮(現浮島宮・波上宮境内社)で、
そのあと琉球八社(熊野権現)が出来たと言われています(諸説あり)。
第一次尚氏による琉球王国成立が1429年。
沖縄出身の友達から聞いた話です‥
琉球王国は先祖崇拝や自然信仰の琉球古式神道が盛んで、
最高神を太陽神のティーダと呼び時の琉球国王と重ねていたそうです。
まるっきり神道ですね (๑°ㅁ°๑)‼✧
沖縄は昔から日本なんですよ。
・本土のことをヤマトと呼ぶ
・DNAの遺伝系統が日本由来(H29.9月)
・同じ神を仰いでいた(神話がかぶる)
・文法が同じ(琉球語は日本の方言)
そもそも琉球王家 尚氏のお名前は明からもらったもので、
元々は鮫川さん・屋蔵さんだったらしいわ。
普天満宮の話に戻ります。
普天満の洞窟に琉球古式神道神を祀ったのが始まりで、
1450~60年に熊野権現が合祀されたと伝えられています。
▲昔の手水盤?
普天満宮は那智大社、
末吉宮は熊野新宮、識名宮を熊野本宮に見立てて信仰されていたそうです。
末吉宮と識名宮は波上宮(那覇市)の兼務社です。
昔は旧暦9月にフティマ・メイ(普天満参詣)という習慣があり、
琉球国王の参詣のため首里から参道が整備されていたそうです~。
▲拝殿
御祭神は熊野権現。
伊奘冉尊(いざなみのみこと)・速玉男命(はやたまをのみこと)・事解男命(ことさかをのみこと)・天照大御神・家都御子神(けつみこのかみ)です。
そして琉球古神道神。
日の神・竜宮神(ニライカナイ)・普天満女神(グジー)・天神・地神・海神。
「八百万の神」みたいな感じでしょうか。
装飾はシンプルだけど腕輪してるとこや後ろ姿が大陸系な感じも。
天水桶が陶器の甕なとこにも注目ね。
旧社殿(昭和43年竣工)は白アリ被害で建て替えとなり、
現在の社殿は平成17年に建てられたそうです。
屋根が赤瓦なとこ以外は本土の社殿とだいたい同じです。
拝所はガラス戸を開けた中にあり、
エアコンが効いてて涼しかったです。
賽銭箱には左三つ巴。
それと関係するかは知らないけど琉球王家の紋章も左三つ巴です。
両脇にも小さな賽銭箱がありました。
奥に陶器の狛犬さん!かっこいい!
御朱印をいただく時に爆笑~。
なんと‥友達はわたしがお土産にあげた御朱印帳を持参していましたww
わたしに影響されみんなで御朱印をいただいてるので時間がかかっております‥。
▲参集殿から見た普天満宮境内
普天満宮にはオリジナル御朱印帳があります。
カラフルな雲と松竹梅に海底の珊瑚が可愛い♡
社殿の赤瓦が琉球の伝統的な染色技法の紅型(びんがた)ぽくなってるのもオシャレ!
普天満宮の御朱印です。
初穂料は300円。
超達筆なお墨書きに涙が出そう(´;ω;`)ブワッ
▲本殿
本殿狛犬は壺屋焼のやちむん(焼き物)。
阿形は駐車場の辺りですが木が多くて見ることができません。
授与所で受付を済ませて宜野湾市指定文化財の「名勝」にもなってる奥宮の普天満洞穴に参拝です٩( 'ω' )و
申込書に代表者が名前・住所と人数を記入します。
▲洞窟入り口
洞穴へは巫女さんが案内してくれます。
入る前に壁に埋め込まれた鳥居に拝礼。
あまりにも神秘的な場所なので撮影禁止かと思ったけど、
撮影の制限はないそうです。
昔はここで琉球古神道神の祭祀を行っていたという場所です。
こーゆう場所を御嶽(ウタキ)といいます。
洞穴から見える外の世界が美しい~。
絵馬は普天満仙人のデザイン。
◆普天満宮(9:30~18:00)
沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
*
美味しかった(๑´ڡ`๑)
そして宜野湾市のマンホールです。
波のような模様は市ゆかりの天の羽衣をイメージしています。
市章はカタカナの『ギ』ですw