人工授精のイメージにはどのようなものがありますか?
人工授精と聞くと、何か特別な治療に聞こえますね。
「人工」という言葉だけがクローズアップされてしまい、人工授精に踏み切るかどうか、悩む方もいらっしゃるでしょう。
しかし人工授精は、昔からあるとても一般的な不妊治療の1つなのです。
人工授精が勧められるケースには、男性の射精に関するトラブルや精子の状態が悪い場合などがあります。
また、女性の経管粘液が不十分、精子との相性が悪い場合にも勧められる方法です。
人工授精の方法は、排卵日頃に夫が自分で精液を採取し、それを病院に持っていき女性の子宮に直接注入するという方法です。
注入するのは先に受精針がついた注入器で、受精針を子宮まで挿入し、そこで精子を注入します。
痛みはなく、費用も1万円~となっていますので、とても受けやすい方法です。
人工授精にはAIHとAIDがあり、AIHは自分の夫の精子を使用します。AIDは夫以外の男性の精子を使用するもので、不妊の原因によってどちらかが選ばれます。
人工授精は通常10周期程行います。
10周期で妊娠に至らない場合は、他の方法、例えば体外受精などが提案されます。
人工授精をその言葉の響きだけで決めつけてしまっているのは、とても残念です。
人工授精は自然妊娠と限りなく近い不妊治療です。
精子をより近くに置く事で妊娠の確率を上げるものですので、言葉の響きだけで治療中断を決めてしまわず、情報収集と医師との相談を重ねて考えましょう。