ライブとかを見に行って、「なんか調子狂うなー」とか「なんか気持ち悪いなー」って思う時は、だいたいドラムのキックとベースが絡んでなかったり、ドラムとベースの体感のリズムがずれていたりするものであって、「なんとなくいいんだけど、なんか別に面白くないよなー」とか「この曲、なげーなー」って思う時は、だいたいベースにアクセントがなかったりして、なんだかのっぺりしたベースになってたりするものであって、何が言いたいかと言うと、ライブやなんかで披露している曲って言うのは、自分たちが自信がある楽曲を披露しているのだから、基本的にはどれもいい曲なんだよね。じゃあ、なぜ、その楽曲のウケが悪いのかと言うと、これ、だいたいベースが悪いんだよね。
つまりそういう事。
8ビートの曲なら、ベースがアクセントを2拍目と4拍目、いわゆる「アフタービート」に入れたりすると、やっぱり重たい8のノリが出て、カッコ良くなる。
ただ、そこをあえて1,2,3,4拍と全部の表拍にアクセントをつけると、途端にドライブしてきたりするもんで、そういうのがベースは楽しかったりするんだよね。
どう聞いても、ベースが浮いてて、走ってたりしてたりしても、それが逆に楽曲をドライブさせてたりして心地良かったりしたり、そういうのってベースの楽しさだよね。