誕生日とはいえ、会社の鍵を閉めるのはいつも私の仕事。
22時を過ぎた頃か、最後までの残っていたのは私とある女子社員。
俺はこう言うわけ
「お前、いっつも遅くまで仕事してるよな。頑張る気持ちも分かるけど、あんまり無理するなよ。今日は、『花金(花の金曜日)』だぜ!早く帰りな。ハッハッハ。」
そしたらその女子社員がこう言うのさ
「関さんだって、いつも最後じゃないですか。しかも今日は関さんの誕生日じゃないですか。」
俺「まぁな、ただ30も過ぎたら誕生日なんて、大して嬉しくもないし、『特別感』なんてサラサラ無いぜ。それに、最後までいないと会社閉める鍵持ってるの俺しか居ないし。どうせ、今日だって何の予定も無いしさ。ハッハッハ。」
女子社員「そんな…。関さんが生まれてこなかったら、私、関さんに会えなかったし…。今日も本当は皆が帰るの待ってたんです。『残りの今日の時間』私に付き合ってくれませんか?ケーキ買ったんです。関さんに。」
俺「あっあぁ。いいけど、電車もなくなっちゃったら…。」
女子社員「送ってください。ウチで食べましょう?(ニコ)。」
(ブーン、キキ。)
女子社員「ココです。ちょっと待っててくださいね。部屋かたずけますので。」
カチャ(鍵が開く音)、クル、キキー(ドアが開く音)
玄関にて、俺、後ろから抱きしめる。そして耳元でこう言ったんです。
「我慢できねぇ!二人だけの秘密、作らないか?」
女子社員、ほほに一筋の涙「 …うん。ずっと好きでした。」
(…。)
そんな事を期待していた昨日の22時過ぎ。
全くと言っていいほど、いつも通りに会社を閉めて、いつも通りに家路に向かう。
悶々としたこの気持ちを癒してもらうべく、稲毛のレンタルビデをタワーへ。いつも通りの茶髪の兄ちゃんボソっと「いらっしゃいませ。」
俺は軽く首だけもたれるように挨拶をして、入って左奥の大人のコーナーへ。いつもと違うのは、団地妻ではなく、『リクルート面接会で、エッチなことしちゃいました。』へ癒しを求めことです。
ミソジ・プラス・ワン、中間管理職の誕生日の一日。
【本日の心理テストです。】
『相部屋』
遠い島に船旅に出たあなた。あなたの船室は他のお客さんと相部屋です。一緒の部屋になった人はどんな人ですか?
A気さくでずっと話している
B会釈をしただけで寝てしまった
Cかばんがあるだけで姿を現さない
【前回の心理テスト】
ゆで卵があります。人に食べさせるなら、あなたはどのように料理しますか?
A:パンに挟んでサンドイッチ
B:刻んでマヨと和えてタマゴサラダ
C:じっくり煮込んでおでん
D:塩かけてそのまま食べてもらう
あなたの快感度がわかります(笑)どんな調理方法で食べさせるかによってあなたがSexでどれだけ感じるかがわかります!
A:それほど敏感ではない。ただし大好きな彼の愛撫なら別。途端に敏感体質!たまごを優しく包む柔らかいパンクがそれを表している。愛しい相手ならすっごく燃えるけど好きではない相手だとまるで感じない。
B:快感は人並み。しかし性感帯への愛撫に非常に弱い。マヨとタマゴを和える料理は、あなたな性欲の強さも表している。テクニシャンの男性にポイントを押さえたSexで攻められると我を忘れのめり込むタイプ
C:ちょっぴり不感症気味。あなたを感じさせるには、おでんを作る時のようなじっくりと長い愛撫が必要。またおでんと言う料理は、深い愛情をイメージしてます。そんなあなたは愛撫より寧ろ、甘い囁きに感じてしまうタイプ。
D:あなたは快感度満点。そんなあなたを喜ばせるには高度なテクは必要なし。手と手が触れ合っただけで感じちゃう。もう少しセーブが必要。