新卒採用。 | ~ Ba.せきたくの『だから日常』 ~

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先日、ある会社さんの新卒の会社説明会にお邪魔してきました。

2010の(今の段階での)新卒の内定率は60%だそうです。

約10年前ですが、私の時も第何期か忘れたけど、就職氷河期と言われていました。

でも、その時なんて『目』じゃないくらいに大変なんだろうなぁ。と思いながら会社説明会を傍聴していたわけです。

会社説明が終わると、新卒の方々から質問が。

「御社の『採用基準』はなんですか?」

実にストレートな質問だと思いました。

基本的には、新卒採用に関しては、ポテンシャル採用です。
企業側からすると新卒入社後2~3年は『投資期間』です。
入社後3年目位から黒字化していく『であろう』人材を見極めるわけです。

基本的にはどの企業も『自己成長意欲』と『がんばり値』に重点をおいて採用基準を持っていると思います。

この企業の社長さんは、結局「『会社風土』にあってるかどうか。」と言う実に『分かりやすくもあり、難しくもある』答えで応えていました。

また、この会の帰りに、ある新卒の方に、こんな質問をされました。

「どうやったら、就職活動がうまくいきますか?」

実にストレートな質問。

「わたしは、こう思います。就職活動がうまくいったかどうかは、入社後1年するまでわからないよ。
1年後、毎日の社会の中で、「あ~仕事してぇなぁ!」って言いながら目が覚めるか、「あ~また朝が来ちゃった…」って目が覚めるか。そこで、わかれるんだと思うよ。

だから、焦る気持ちとか、安心したい気持ちとか、もちろん分かるけれど、『新卒』と言う切符は、人生で一回しか使えないカード。

『あなたに投資します』なんて採用してくれるのは、このカードを使った一回だけ。

後は、どうあれ『転職組』になり、『即戦力採用』と言われ、スペックを重視されるわけ。

福利厚生のあつい大手に行きたいとかも分かるけれど、1年後にいい就職ができたなぁと思えるような就職活動をして欲しいから、「就職活動がうまくいくか」の答は、まず『自分に合いそうだ』って会社さんを見つけることからだと思うよ。見つかったら、面接の時に、嘘とかかけひきとかしないで、素直に答えていけばいいだけ。企業側は『素直さ』を見ているよ。」

本当は、面接テクニックとか、採用基準とかを知りたかったんだと思うけれども、『2回の転職経験者』として、これが本音。

いじわるに聞こえちゃったかなぁ…。

関卓也(Takuya $eki)