空手とオリンピック | 無門会空手のブログ

空手とオリンピック



一般の空手、格闘技は『顔面を攻撃しない』(禁止)や顔面は危険なので平手で打つ、などでプロレスは首下までの筋肉💪を鍛え、ムエタイなども、ボクシング的なグローブ🥊を付けて、猫足立ち系(体重の中心が後ろ足🦵)の蹴りが出し易く、突き技は後ろ足が軸で打つので、『前屈立ち』の3分の2くらいの威力で、突き蹴りを武器として、ムエタイルールで打ち合う。


蹴りは足の脛(すね)部分をサンドバッグで徹底的に丸太ん棒のように鍛え上げて

相手の足🦵、腹部(金的攻撃禁止)、胸部、首、顔面、顔横を蹴りまくるすごい格闘技ルールを形成し、激しい蹴り合い、打ち合いになるので世界最強の格闘技と評される。


1960年代に『寸止め空手』(松濤館空手、船越義珍-中山正敏首席師範)が大学クラブを中心に拡大し、又、剛柔流、和道流、糸東流なども大学クラブ、一般道場に拡大し、試合制度が整って全日本空手道連盟(全空連)という統一組織が成り立ち、笹川氏などの協力の元、世界組織が作られて

2021年には東京オリンピックで寸止め空手が採用された。


しかし『寸止めルール』の持つ矛盾がたくさんででいた。


2024年の7月8月のフランス🇫🇷パリオリンピックでは認められなかった。


フルコンタクト空手の中には、『寸止め空手ルール』も一つの流れであり、『フルコンタクト空手』も一つ流れであり、二つの空手ルールのある競技をオリンピックで認めて欲しいという考え方がある。



オリンピックに認められるにはどうすれば良いか?

空手と似た競技でオリンピックに認められているのがテコンドウである。


テコンドウは、相手に攻撃技が当たると電気仕掛けでポイントが分かり勝敗が明確になっている。


フェシング競技も電気仕掛けで勝敗を明確にしている。


ただこの範囲でルールを作ると、単純攻撃の攻撃技が異常に発展し、武道(日本剣道の求めた究極の極意の世界)の持っている受け技、受即攻技が失われる可能性がある。


しかし三段階性の受け技、受即攻技を活かす形をとれば、又、無門会空手のポイント方式を採用すれば、スポーツ性と武道性は失われないので、成功😀する可能性はある。



猫足立ち系の空手の代表的な世界は


中国🇨🇳南部からタイ🇹🇭、ミャンマー🇲🇲に発展した『猫足立ち系』と


中国🇨🇳から沖縄に『形』として渡り、那覇手となり、宮城長順-山口剛玄から剛柔流(全日本空手道連盟)として日本に受け継がれている。


しかし1969年マス大山は、当てない空手を選択した剛柔流系の空手に反旗を翻すように、ムエタイをモデルとして、新たにオープントーナメント全日本空手道選手権大会を開催した。

それはある意味『空手革命』であった。


巨人の星、明日のジョーの原作者である梶原一騎がマス大山の協力者になったのである。



1970年代は色々な革命的な出来事があった。


この話は続く。