自作バンドソーあるいは巨大糸のこ盤もどきを製作
話しが前後しますが、作品4と5を作る前にバンドソーもどきをつくりました。拾ってきた太い枝から旋盤にちょうどいい形や大きさに切り分けるのに、最初は手のこで挽いてましたけどこれは大変な重労働でした。桜だから硬かったというのもあるけど、直径10cmのを切るのに休みながら20分くらい掛かりました。
それなのでどうしても電動化したかったのです。
世間にはバンドソーという道具がありまして、これがまたピンきりなのだけど、ピンでも5万円でボクが欲しいのは20万円します。そもそもそれを置く場所が無い。
こういう時、火事場のバカ力って奴が脳内でも発揮されるんですね。
手持ちの道具を駆使して作ってしまいました。
下の写真の青と黒のツートンの道具が往復運動電動のこぎりです。これが上向きに鋸刃を出しています。この鋸刃はとてもしなやかで、材料を正確に直角に当てないと刃が逃げてしまうのでそれまでは旋盤にかける前の材木の整形はできないと決めてかかっていたのでした。
何日も考え抜いた中にひとつ出て来たイメージは、小学校のとき使った電動糸鋸盤でした。たしかあれは台の下にモーターがあり、鋸歯が垂直に付いていて、上端を受け止めるアームはスプリングで吊ってあったように記憶していました。
もしこの記憶が正しければ、同じことを我家で再現すればいいのではないかとスイッチがONになり作業開始。
長い間頭の中でくすぶっていたのはスプリング。どのくらいの強さがいいのだろうかとちょっと悩みました。というのも弦には必ず共振が伴うので、全体の長さと重さと張力によっては弦が大きく振れてノコギリどころではなくなってしまう心配があったのです。
ここで数日悩みましたが、目が覚める時はやってくるものです。スプリングをやめて輪ゴムにすれば、好きなように本数を変えられることに気づきました。これは大成功で、試運転の時に電動ノコギリの回転数を変えてみると、見事に共振して弦が大暴れしたのです。そこで輪ゴムを付け足してあげると共振が止まると。これで全回転域でスムーズに使えるようになりました。
輪ゴムで引っ張り上げるために、天井から紐を垂らしています。2本のけったいな竹の棒はこの紐を天井に固定する役目を果たしています。
これでめでたく桜の枝木から作品4と5の元になる材を切り出せたのですが、この仕組みはちょっと音が大きすぎてご近所に気が引けることから、今から静音化の改良をしようと考えています。モーター音もだけど木製の作業台のところが一番大きな音を出している。
対策案としてはアルミ板とゴムとウレタンフォームの複合利用となるのだけれど、とにかく安く済ませたいのだ。

