マルセルの夏 | 頑固不器用ワンパターン

マルセルの夏

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プロバンスの美しい夏を舞台にした、フランスのファミリー映画です。
テーマソングも、素敵です。調べてみたら、音楽はウラディミール・コスマという方だそうです。


主人公は9歳の少年。
この少年の家族+新婚のおじさん夫婦の合計7人で、プロバンスの楽しい夏休みを過ごすというお話し。

家族愛に溢れた、幸福を描写した素敵な夏です。

ボクも少年だったことがあり、自分の9歳の夏休みに重ねて見ることで、その時に戻ることが出来る、タイムマシンのような素敵な映画です。
自分の過去に戻るも良し、9歳の自分を映画の中に置くのもまた良し。



ボクの妻コロスケの趣味は旅行です。
ボクも旅行は嫌いではないけど、コロスケの旅行熱は強力です。

息子メロキチが生まれると、コロスケは常に同じ台詞でボクを説得してきました。
「○才のメロキチの夏は今年しかないんだ!」とね。
ボクもこう言われたら返す言葉がありません(笑)

この映画をコロスケが見たいと言ったのはメロキチが生まれるより前でしたが、コロスケは長期戦略的にこの映画をボクに見せたのかもしれません(笑)

実際、メロキチが一緒に旅行に行ってくれる間は、できるだけ色々な経験を家族で一緒にしたいと思っています。

外洋へクジラを見に行ったり、スキーをしたり、釣りをしたり、田植えをしたり、手付かずの熱帯ジャングルに行ったり、海で泳いだり、テニスをしてみたり、イルカに餌付けしたり、馬に乗ったり、海で泳いだり、カンガルーと遊んだり、温泉につかったり、日本海の魚を食べに出かけたり、象に乗ったり、深夜の蔵王山の頂上へ行って下界に瞬く雷光を見たり、色々あちこち行ったものです。
こうしてボクと遊んでくれるのも、あと3年か4年でしょう。

いよいよ彼も10歳になりましたから、今年の夏は一緒にダイビングをしようと計画しています。


くやしいけど、我が家には、プロバンスまで行く財力がありません(笑)