家族と休日 | 頑固不器用ワンパターン

家族と休日

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今日はクルマでちょっと行ったところにある、武家屋敷へ行きました。
画像はそこで撮ったもの。。
女性の身だしなみ道具が並んでいました。

他の部屋には甲冑があったりして、如何にも武家屋敷。

うちのメロキチ(息子のコードネーム)は歴史が大好きなので、方々のこういったお屋敷や博物館に連れて行きます。
そういうところへ行くと、どこでも小民具や、土地にまつわる歴史の説明などが見られますが、どこに行っても見つけられないのが、昔のエンターテイメント関係の情報です。

歌舞音曲という言葉がありますが、この言葉の使い方はこれらをさげすむ時にしか使われません。
決して一般代名詞としては使われません。
「歌舞音曲は禁止」「歌舞音曲は慎む事」「歌舞音曲まかりならぬ」という感じですね。
「歌舞音曲大歓迎」とか「歌舞音曲奨励」なんて使い方見た事ありません。

どうして日本は歴史的に音楽の立場ってこうも低かったんでしょう?
楽士達がどの時代にも居たからこそ、今でも雅楽邦楽は残っているんだと思いますが、歴史の説明には全く出て来ません。
勝手な想像ですけど、雅楽邦楽は封建的な仕組みの中でしか活動してこなかったのかもしれませんね。
最初から市民権を得ようという気が無かったと。

最初の画像の話に戻るけど、武士に仕える女性は身だしなみをきちんとしなくてはいけなかったんですね。
本当は歌舞音曲が大好きな武士って、居たと思うんですけどねぇ。。。。
そのことを堂々と口に出せない、歴史的ナニカがあったんでしょうね。