ボクのギターアンプ | 頑固不器用ワンパターン

ボクのギターアンプ

エレキギターは、アンプが無いと音が出ません。
ボクはアメリカのブギーというメーカの、「Studio 22+」というモデルを使っています。

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ギターに縁が無い人は、ギターにしか目がいかないと思いますが、実はアンプもひとつの楽器と言え、音色を決める重要な役割を担っているんです。

音が大きくなればよいだけと考えて、エレキギターをステレオ装置につなぐと、なんとも情けない音しか出ません。
ギターの電気的音響特性は、低音寄りが強くて中高音は弱いのです。だからアンプで高音側を増強しなくてはいけません。
増強しなくてはならない量は、ステレオに付いているトーンコントロールの範囲を大きく越えています。

さらにギターには各々固有の共振点があって、これがその楽器の音色を特徴付けています。
アンプにも固有の共振点があって、音色に特徴が付きます。
だからステレオアンプにグライコを通してギターをつないでも、やっぱりいまひとつそれっぽい音になりません。

ギターアンプの音にどれくらい特徴(=クセ)があるかは、ボーカルマイクをつないで歌ってみると良く分かります。
自分の声がエレキギターになったような?キンキン/カサカサした音が出てきます。


その他、乱暴に扱っても壊れない頑丈なキャビネット、フルボリュームで何時間連続演奏しても大丈夫な回路設計やスピーカーなど、ヘビーデューティさが求められます。


一つの箱に増幅器と簡単なエフェクターとスピーカーが一体になっていますから、重量は結構あります。
ボクのは22W真空管アンプで、約20Kgです。
我が家はエレベータ無し団地の3Fなので、これが限界ですね。
以前に60W級のも持ってましたが、運搬を諦めて手放しました。

もしベーシストだったらと想像すると、嫌気が差してきます。
コントラバスはでかいし、エレキベースのアンプは大きくて重たいですから。


しかし、ニューヨークには手押し車にグランドピアノを乗せて来て、ストリート演奏する人も居るといいますから、頭が下がります。