やったぁ! 成 功だぁ! | 頑固不器用ワンパターン

やったぁ! 成 功だぁ!

今までも、通勤電車からPHSでコメ&レスをしていたんですが、一回ごとに一ペー
ジまるまるDLするから、時間とお金が掛かる掛かる(笑)
これからはメールで本文がアップできるから、ワンアクセスで済む。
つまり経済的!

さて、今日のお題ですが、カザルスといきましょうか。
たいしたことは知りません。スペイン出身のチェロ奏者で、もう既に亡くなっている
方であると。世間では巨匠と呼ばれる格であります。無責任ながら、我が家にアルバ
ムは一枚もありません。
でも、親戚の家で聞いたバッハのブーレと、テレビで一回見ただけで、この人の音楽
は十分にわかった。

カザルスの演奏で有名なのは、スペイン民謡の「鳥の歌」。
テレビで見たのもこれだった。
会場は国連の会議場。白黒映像だったから、まだ60年代なんでしょう。
つまり冷戦期のいちばん危なっかしかった時なんだと思います。
世界平和を願って世界中の国連大使の前で演奏したカザルス。不謹慎な言い方ですし
、正確な表現でもないけど、「かっこよかった!」
と、ここまで書いて、電車の中でこみあげて来てしまい、涙が出てしまいました。そ
れほどに、説得力がある演奏でありました。

「音楽が人の心を動かす。」なんていう気取った表現がありますが、実際に人前で演
奏する身からすると、そんなことは滅多なことでは起こりません。楽しかったとか懐
かしかったのレベルなら、たまにありますが、「人の心を動かす。」なんて、まず無
いと言えます。
しかし、カザルスの国連での演奏に、ボクの心は動きましたね。あれは本当に素晴ら
しい演奏です。

スペインの芸術家で有名なのは、ピカソですな。
頭の中でピカソの顔を思い浮かべようとすると、カザルスと混ざってしまって、二人
とも同じ顔になってしまいます(苦笑)
そして自動的に、ピカソのゲルニカが浮かんできます。ゲルニカは国内弾圧を主題に
しているので、東西冷戦と時代は違います。でも、要は戦争反対暴力反対な訳で、ボ
クの中ではピカソもカザルスも同格であるようです。

ここまで書いたら、アインシュタインも脳裏に浮かんできました。

この辺で終わりにしておきましょう(笑)