皆さんまいど、かたつむりの生まれ変わりとむーんです。雨雨ふれふれなので、梅雨入り前のこの時期が一番体調悪しです。

 

 さてさて、只今放送中の鬼滅の刃柱稽古編、この先は最終決戦あるのみです。いくら柱各位が厳しいっていうても、鬼と違って鍛えてるんですから俺達平隊士を…ってことを忘れそうになる生き地獄が続くのがこの辺りの面白いところ。

 

第3話「炭治郎全快!!柱稽古大参加」

 伊之助が窓ガラスを突き破るほど、善逸が人の頭をかじるほど、とにかくスゴイ柱稽古に、炭治郎がようやく参加します。全身骨折しながらも二週間くらいで稽古に参加って、痣のせいか若さゆえか、満面の笑みの炭治郎(ちょっと怖い)。まずは元柱の宇髄天元さんの基礎体力向上稽古です。病み上がりとはいえやる気十分の炭治郎と、ここにとどまってしまいやる気が相当削れてる隊士たちの違いに、宇髄さんも悩みの種。現役の柱に早く送りたいけれど、レベル低いままではこっちの面目潰れるし、隊士本人の為にもならねぇ。夜回りの当番になると翌日の朝稽古を休める~とか、楽な方、低い方に流れちゃう隊士さんたち…ここのアニオリでは、夜回りで相方を脅かす余裕がある隊士さんですが、上弦の肆の使い魔の気配には気づいたみたい。この調子で、なんとか生き延びろ。

 気力ピチピチの炭治郎君、木刀での宇髄さんとの打ち合いは、美麗なものがありました。片手片目でありながら、流れるように受け止める宇髄さんと、互角の炭治郎。遊郭編の段階より、さらに強くなったのがうかがえます。ほぼほぼアニメオリジナルな宇髄稽古、嫁さんたちにも見送られ、次の柱へ。

 

第4話「笑顔になれる」

 霞柱・時透無一郎の屋敷に着いた炭治郎。厳しく、そして口悪く稽古をつけてるむい君、炭治郎に気づくと破顔一笑互いの無事を再確認します。稽古の前に別棟にいざなわれ、入ると鉄穴森さん。白い着物に薄色の袴(もちろんひょっとこの面着用)で、常駐の刀鍛冶を務めているそうです。むい君がお館様に願い出て、鍛冶場の建設と鉄穴森さんの派遣を許可してくれたそうですけど…鉄穴森さんにキチンと敬語を使うむい君、兄の死を思い出すのは辛かっただろうけど、記憶が土台となって本来の自分を取り戻したんだなぁ…と感慨深く保護者目線。

 時透君の鎹鴉銀子ちゃん、平隊士たちにも評判悪いです。小言が多い上に暴力的だし、炭治郎の鴉・天王寺松衛門ともいさかいをはじめました。決戦後この二羽は夫婦になったらしいんですが…出会いは最悪のようす。

 

「竈門から、稽古を手加減してくれって頼んでくれよ~」と、なさけないことを言いだす平隊士。「時透君の方が大変なんだよ、ひとりで俺たちに稽古つけてくれてるんだもん」と、苦笑いながらもド正論を返してくれる炭治郎でした。

 

 夕刻稽古を終えると、伊黒・実弥の稽古場(どこかの神社)に赴き、三人で巴戦?となる。銀子ちゃんが応援?に来てましたが、風柱に追い払われました。柱同士の稽古はたいそう実りあるもののようで(おまえたちその神社の参道の工事費負担しろよな当然)、今日炭治郎が稽古に来たと話すと、早くも全力で〆る気全開の蛇柱と風柱。無一郎君は輝きを取り戻した瞳で、嬉しそうなのです。

 

 炭治郎は柱と隊士たちを取り持つべく、紙飛行機飛ばし対決を提案します。義勇さんとのざるそば早食い競争がうまくいったので、調子にのっているようだ。あれはただ、義勇さんが付き合ってくれただけなんだけど… 審判鉄穴森で、十戦十敗…の手前で、隊士たちも紙飛行機飛ばしに参加…空にすいこまれるような紙飛行機の群れ。果たしてこの中で幾人が生き残るのだろうか…少なくとも、あの人の健闘を原作勢は知っている。


(追加 はるか昔に描いた、訓練終了模写。ここまで来たんですね…)

 半分以上アニメオリジナルながら、丁寧で切なくて、鴉たちはうるさくて…そんな回でした。モブ役で子安武人さんの息子さん出演。若手の台頭は喜ばしい!

 

第五話「鬼を喰ってまで」

 サブタイトルの時点で、不死川兄弟まで行くと分かっていたけど、蜜璃ちゃんとこの描写は原作通りでした…最近アニオリの多さに慣れていたので期待しちゃったのですが、原作通りだってありがたいことなんですよね。アニオリ部分では、パンケーキを蜜璃ちゃん手づから「あ~ん」してもらった点、蜜璃ちゃんのエプロン姿がいつもの露出を抑えているのにむしろメイド服マニアたちの心を鷲づかみな点、そして隊士たちに着せたレオタードがピンクに黄色の腰ひもだった点、くらいか。カナヲちゃんはよく似合っていたでしょうねぇ…ここは男子ばかりじゃったが。これ以上地獄の股割を見ても仕方ないしなぁ正直

 

 さて、蜜璃ちゃんの鎹鴉・麗ちゃんがお手紙を配達します。麗ちゃんの声は堀江由衣ちゃんが担当してますが、この人は明るく真面目で、ちょっとまぬけを演じるとまぬけ度が抜群な声優さんと、とむーんは認識しています。そんな麗ちゃんの声に、光の速さで飛びつく伊黒さん。折りたたまれた手紙をガン見する眼光は、これまで見たことない光を帯びていました(つまり恋する男子のまなこ)。あげく、パンケーキの件を知り不健全なオーラを放ちます。まぁ、いくら嫉妬しても蜜璃ちゃん本人(もちろん麗ちゃんにも)ぶつけたりしないのが伊黒さんのいいところだけど、炭治郎君はおそらく彼一人だけのスペシャルメニューな稽古をつけていただくことに。道場いっぱいに磔にされた隊士たちを避けて、蛇柱に打ち込むことに。他人への同情や共感に人一倍強い炭治郎君に、仲間の隊士たちへ気配りながらの稽古は過酷(たぶん伊之助はなにも躊躇しないのでこの稽古不向きとの意見多数(笑))。しかし、太刀筋をよく見てかわし、こちらからも返すのは上弦と対決してきた炭治郎には一段高くなる良い稽古となったようです。四日で通過しつつも、まだ伊黒さんには嫌われていて「なんで?」と悲しくなる朴念仁な炭治郎でした。

 

 こうしてキメツ公式カップルおばみつを堪能した後は、悲劇の兄弟ケンカに巻き込まれます。不死川邸を目指す炭治郎の目の前に音もなく出現する善逸、当然実弥さんが捕まえに来ますが、とにかくうるさいんで手刀で黙らせます。炭治郎におぶさり地獄(稽古場)に運ばれる善逸。見た目も口調も荒い実彌から威嚇されますが「俺も認めてません、禰豆子刺したんで!」とハキハキ答える長男炭治郎…こいつスゲェよ今更ながら。

 無限打ち込みという名のケンカ上等なんですが、当然目をつけられた炭治郎はボコられて顔面崩壊しちゃいますが、それでも不死川兄弟の仲を取り持とうとします。このありさまを実況するのが善逸なのが、また一品なんですよ(笑)柱にマークされてる炭治郎にあからさまに合図され、玄弥を助けようとしたら殴られて「おれ味方なのに!」の理不尽さが気の毒だけど笑っちゃうm(__)m

 

 乱闘はさすがに禁止と、上からお𠮟りをいただき、善逸と共に岩柱の元へ。滝行にお焚き上げ??鬼殺隊最強・悲鳴嶼行冥の柱稽古に突入です。

 

 いやぁ、これだけおばみつ堪能しましたし、不死川兄の評価がまだ上がらない状況なので、原作通りのテンポ感良かったですよ。あ、第五話には沢城みゆきさんの弟さん出演してましたね!

 これからはどんな声優さんが登場するのかなぁと、楽しみながら見ています☆