やっと始まりました、鬼滅の刃柱稽古編!劇場版の先行上映を見ましたが、やっぱり地上波テレビでみるのは格別です!

 そゆわけで、鬼滅の刃柱稽古編第一話「鬼舞辻無惨を倒すために」の感想書きをします!

 

 冒頭、風柱と蛇柱が荒城で共闘する、アニメオリジナル戦闘が据えられています。鬼の禰豆子が太陽を克服して以降、鬼の夜襲は激減して、柱たちが継子以外を相手にする柱稽古を計画できるようになったわけですが… 鬼が群れている、どこかに集結している、嫌な傾向なのは仕方ない。実弥はともかく、伊黒さんの戦闘相当先の展開だから、入れたいのはわかるけど。同行した二人の隊士もなかなかの腕前なのですが、柱の実力は段違いなのを見せてくれるのはありがたい。上弦戦や無惨戦では、柱でさえ大苦戦でエライことになりますから…

 

 一方、柱たちの「二日寝込んで三日養生して全快」には敵わなくても、一週間爆睡でご飯もガッツリいただいてる炭治郎君。毎度おなじみ隠の後藤さんに、刀鍛冶の里のその後や柱合会議のことを聞いてます。うっかり珠世さんのことを話してしまいそうになりますが…ごまかしました(嘘のつけない炭治郎は、嘘をつくとき変顔になってしまう。あぶないところだったぜ)。

 

 緊急柱合会議は、あまね様が代理で登場です。EDで黒髪さんが産屋敷輝利哉君だと表示されています…後継者は選別係とか、決まっているのかな? 上弦戦で痣が発現した蜜璃ちゃんと時透君に、痣の出し方の極意を教授願いますが…蜜璃ちゃんは炭治郎タイプで感覚的にしか表現出来ませんでした。穴があったら入りたいのは、師匠の煉獄さんと同じ…

 14歳の天才少年・時透君は怜悧にして、論理的かつ話の筋道が通っていて凄い。とむーんは齢50を越えているのに、話がAにいったりBになったり、話にならねぇ。これは人それぞれだよ~

 

 あまね様から痣を出すことが急務と(痣者の残りの寿命)教えられた柱たちは善後策を立てることになるが、毎度おなじみ水柱さんが失礼しようとする「おい失礼すんじゃねーよ」と実弥、伊黒から叱責されながらも「六人で話し合え」「俺はお前たちとは違う」と、ムカつく義勇さんと不死川兄のいさかいを止めようとする蜜璃ちゃん、ざわつく柱を一気に取りまとめたのは悲鳴嶼さん、さすが鬼殺隊最強の呼び声高い岩柱。こうして、善逸君が死を願うほどの強化訓練・柱稽古が始まってしまうのでした。

 

 炭治郎の元には鋼鐵塚さんが来て、戦国の刀(縁壱さんの遺品)に、煉獄さんの形見の鍔が付きました!闘いの度に、煉獄さんを思い出せるようになりました。里で片目のみならず全身を負傷した鋼鐵塚さんは無理をおして研磨してくれたので、この乱暴さと会話の通じなさに後藤さんは呆れるけど、まぁいつもよりは穏やかでした(八つ墓村状態だもんな普段)。

 

 柱稽古のあらましは、基礎訓練担当の元音柱・宇髄天元さんが嫁たちに説明の形で表現です。遊郭編から二か月程度しか経っていないのに、片目片腕となりながらこんだけ走ってこんだけしゃべって派手に鬼教官してくれているの、元が頑丈なのか鍛え方が違うからなのか。村田さんなど先輩たちはすでに走り込みなどの地獄の巡回稽古で大変なありさまです.。ただ、伊之助や善逸と違い炭治郎にはお館様直々の使命「冨岡義勇の心の壁を越えろ」が伝えられました。兄弟子だけど、じつはそんなに事情をとらえていない義勇さんの意外な過去と予想外の励ましが待っています。



 すべてが収束し、結果となりゆく局面、義勇さんの引け目や不死川兄弟の再会、柱稽古の苛烈さと無惨様のやらかし…鬼滅の刃を追う日々が帰って来ました。