晴れの日もありゃ、雨もある。人生そんなもんさと、肩肘張らずにやってきた。
しかし、いま生きていくのに困難を感じている。つまり死にそう。

子どもたちのせいではない。確かに扱いにくい特性があって生き難そうだけど、私には大切だ。これからは、自分の道は自分で見つけてほしい。

問題はもちろん、私の配偶者にある。義父の葬儀の際、信じられない暴言があった。「君が死んだあとの再婚相手は決めている」という内容でした。荒れ狂いましたよ、マジ。私がいなくなったあとどうしようが、そんなの残った人の自由だ。しかしこうしてピンピンしてるのに、なんでそんな死後の段取りまで聞かされなきゃいけないんだ?バカか、こいつ?

それで苦しんで、苦しんで。伴侶はアスペルガー症候群持ちで、悪気のない発言だったと。それでも、私自身の尊厳を傷つけられた苦しさからは、なかなか抜け出せない。私は過去に戻り、その思い出の中で少し休んだ。

葬儀が落ち着いた時、配偶者に再婚つまり私との別居または離婚の意図を問いただした。「えっ、どうして怒ってるの?」ダミダコリャ

この時に私が出した条件が、今のこじれを招いたんだろう。大学時代の部活に戻り、どうしても組みたい先輩がいる。そう言った。まだ、先輩の意思を聞いてないのに…

それからこんなことを、ヤツが言い出したんです。
「君が誰と寝ても構わない」と。
あたし、浮気がしたいなんて一言も言ってないし、浮気したいのはお前だろ!と、再度憤りました。悲しくなりました。

この人にとって私は、本当にどうでもいい存在なんだ。心も、体も、自分とは関係ないし理解できないから、勝手にしろって、そう言ったんだ。二十年の結婚生活の中間報告としては、いささか侘しい。しかも、別居や離婚の意思はないんだって。

確かに、配偶者の知らない、異性の先輩の名前を突然出したのは性急かもしれない。それで「好きな人がいるならどうぞ」と、気を回した発言だったみたいだ。しかしだね、ただの部活だ。好きは好きでも、みんなあれからそれぞれの生活を経てきて、私はこの勝ち気な心ひとつ持って、家族も仕事も故郷も捨て、知らない土地で必死に子育てしてきた。なんでそれがフリーセックスの奨励に繋がるんだよ。うちの部活は乱交パーティーじゃねぇ。見下すのも、たいがいにしろ。

たとえ…一生お互いを敬い合うと誓った相手に、こんなに粗略に扱われても、売り言葉に買い言葉で浮気したりなんかしない。配偶者にとってはどうでもかまわないことでも、私の心身は、私の大事な物だ、安売りはしない。

しかしまぁ、あまりの扱いのひどさに、ちょっと立ち直れないでいます。気力がわかない。私も口が悪く、思ったことはなんでも言うから、いろいろ傷つけてきたんだろう。お互いがあっての二十年で、こんなことになってしまった。生きるのに困難を感じる状態、いつになったら直るのか。はやく、らくになりたい。