最終回間際ということで昼顔について考えてみました。
昼顔の魅力ってなんなんでしょうね。
斉藤工がセクシーだとか、
上戸彩がエロいとかそういうことじゃなくて…。
いわゆる、このドラマって「雰囲気ドラマ」だと思うんですよね。
団地妻調のポエムと
冒頭の音楽がうまいこと入ればそれでよし。
ふう、世界観堪能できるぞ!というような。
特に何が始まったわけでもないんですけど。
「ラストフレンズ」とかもそんな感じかなって思ってます。
宗佑が出てきて、
一発何かやらかしてくれたら、
なんかもう満足、というような。
いい場面で宇多田ヒカルが歌ってくれれば、
長澤まさみが泣いてくれれば。
錦戸亮が吠えてくれれば笑
それだけで
もうその物語の雰囲気に入り込める。
それを楽しむドラマ。
でもそれが従来のテレビドラマと違う点は、
憧れないということ。
誰もこの世界観にあこがれることもなく、
自分を主人公に見立てて楽しむこともしない。
客観的に雰囲気に飲み込まれる楽しみ方かなぁと思ってます。
不倫妻になりたいわけでも、
殴られたいわけでもない。
でもちょっと興味がわくのは、
未知の世界だからですよね。
それを少しだけ覗き見れるから楽しいのかな。
ごくごく一般的な平凡な主婦・紗和とセレブ妻・利佳子。
正直どちらにもなりたいとは思えませんよね。
なぜなら皆幸せではないからです。
幸せではない、悲劇のヒロイン、
禁断の恋という要素に魅力を感じながらも、
体験したくはない。
刑事ものなんかが異世界でコミカルで非日常だからこそ
受け入れられているのとも、
似ている気がします。
日常にほど近い非日常だからこそ、
覗きみる楽しさを味わえるんでしょうね。
自分が感情移入してしまっていると、
嫌だな…と感じてしまうことも、
どんどん泥沼化していく展開を楽しむことができる。
恋愛ドラマの主人公に自分を見立てて、
ヒーローに恋をして。
というようなトレンディドラマって
すぐに夢から覚めてしまうから
疲れてしまうというか虚しくなっちゃうのかなぁ…。
それはそれでさみしい気がしますけどね。
何せよ、
最終回楽しみです。