テレビドラマに夢中! -168ページ目

Mの悲劇[第1~2回]|主役ふたりはいまひとつだけど…

2005年1月16日-3月20日
21:00~21:54
TBS
脚本:橋本裕志
プロデューサー:伊佐野英樹・瀬戸口克陽
音楽:菅野祐悟
演出:土井裕泰・石井康晴・山室大輔

* cast
安藤衛:稲垣吾郎
相原美沙:長谷川京子
久保明:佐々木蔵之介
島谷有紀:岡本綾
中西瞳:吉岡美穂
相原亘:柏原収史
安藤愛子:浅見れいな
大川刑事:佐藤二朗
薮本:渡辺卓
尾崎雄介:大西滝次郎
下柳晃一:成宮寛貴
安藤礼子:吉行和子
高山真治:井澤健
島谷龍太郎:伊武雅刀

$テレビドラマに夢中!-Mの悲劇
あらすじ
1:警備保障会社に勤める安藤衛(稲垣吾郎)は、専務の島谷(伊武雅刀)に気に入られ、娘の有紀(岡本綾)とも交際している。ある夜、痴漢に間違えられて留置所で一夜を明かした衛は、同僚の明(佐々木蔵之介)の助言で嘘をつき事件を隠す。しかし落とした携帯電話を持って現れた相原美沙と名乗る女(長谷川京子)と食事をし、薬を盛られて一夜を過ごしてしまう。有紀との鉢合わせは避けたものの、痴漢事件が発覚して契約は白紙に。島谷は激怒し、昇進も婚約も白紙になってしまう。美沙からの依頼で、マンションに忘れたというピアスを探しているところを、有紀に見つかってしまう。なぜ自分につきまとうのかを問う衛に、美沙はあなたを生きる理由にしたいと訴え、自分たちはかつて会ったことがあると言う。美沙を追う衛はヤクザ風情の男(大西滝次郎)に乱暴されてしまう。翌日、衛は入院中の母を見舞いに海辺の病院を訪れたが、海辺で有紀を見つけて抱き合う。しかしすぐ近くには海を見つめて佇む美沙の姿が……。
2:仕事に励もうとする衛だったが、美沙からピアスの行方を執拗に尋ねられ、海に捨ててしまっていたので動揺する。たまたま知り合った宝石店の店員(吉岡美穂)から同じピアスを入手し、美沙に返した衛。明のお膳立てで大口の新規契約がまとまりかけたが、衛への中傷FAXが取引先にファックスされ、取引先に軒並み契約を打ち切られてしまう。さらに、先日乱暴された男に追われて逃げ込んだ作業倉庫で放火犯と間違われて捕まり、立て続けに警察沙汰を起こした衛は、営業から外され現場警備職へ異動に。法人営業部では、明が衛に代わって課長になっていた。再び母を見舞うため病院に向かった衛は、砂浜でピアスを探す美沙に謝る。衛の恋人の顔を見ることが楽しみな母のために美沙は有紀の代役として一緒に見舞いに行くことに。しかし美沙の送ったメールでやってきた有紀と鉢合わせし、有紀は衛に婚約指輪を投げつけて去る。一方美沙はキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、あらかじめ抜き取ってあった衛のカードを使って預金をすべて引き出してしまう。怒ってかけた電話に出た美沙は、私がどこの誰か、何も知らないですよね?とうそぶくのだった…。

見るものがないので、(だーかーらー、今のうちに溜めた映画を見ないと録画スペースが…)
よせばいいのに、レンタルで借りてまで、ドラマを見始めてしまった。
2005年当時、気になっていたのに見そびれていたのである。
1988年のドラマではない。
あちらは夏木静子の悲劇シリーズを神代辰巳が脚本化し、演出しているもので、
主役は名取裕子と原田芳雄だそうだ。み、見たい。。。

さてネタバレにならないように薄眼でレビューをいくつか見たところ、
きちんと筋が折り重ねられたサスペンスであるらしいので、ちょっと楽しみ。
吾朗ちゃんもハセキョーもあまりうまくないということが最大の難点で、
楽しみは脚本・演出、小道具、ロケ地などのスタッフ仕事のほうになる。
異常に用心深いはずの男が狙い撃ち的に巻き込まれていくさまを、
ピアスなどの小道具を使ってジリジリと撮っていく展開、
世田谷、横須賀、みなとみらいなどのロケハンもうまく、まあ続けて見てもいいと思った。
また来週、続きを借りてこよう。

Mの悲劇 DVD-BOX/稲垣吾郎,長谷川京子,佐々木蔵之介

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BOSS(再放送)[第1回]|かなり面白いんですけど

怪談新耳袋[最終回]|こんどこそ最終回


2010年7 月2日 -
毎週金曜 22:00 - 22:54(54分)
TBS
監督 篠崎誠/三宅隆太/継田淳/大九明子/大畑創/朝倉加葉子/内藤瑛亮
原作 木原浩勝、中山市朗「新耳袋」(メディアファクトリー/角川文庫刊)

$テレビドラマに夢中!-怪談新耳袋 百物語

あっ、前回は最終回ではなかった。
今週が最終回で、内容は嶋田久作一家の5話。
これでこのシリーズはおしまいだから、キリがよくなった形。
最終回の5本は以下のとおり。

第99話「シャワー」(出演:星野真里、監督:吉田秋生)
第92話「続く」(出演:嶋田久作、監督:佐々木浩久)
第78話「姉形」(出演:桐谷美玲、監督:吉田秋生)
第86話「へそくり」(出演:嶋田久作、監督:井口昇)
第4話「同じ傷」(出演:小池里奈、監督:村上賢司)

「シャワー」はこのシリーズには珍しい艶笑話で、
舞台は星野真里の勤めるホテル(嶋田久作の父親がおシカさんに遭遇したホテルだ)である。
男だけではなく、星野真里が霊に犯されてしまうというのが奇妙。
最後の「同じ傷」は「新耳袋」についての話で、一応、オチがついた恰好になった。

さて、映像を見る者が、映像を見ているという現実そのものを
一瞬でも忘れてしまうような体験を得るのは、きわめて稀で、困難なことである。
スクリーンやテレビに映る世界がしょせんツクリモノであることを私たちはよく知っている。
なにも映像の制作現場が撮影現場に限られるわけではないが、
中でも、もっとも興ざめであろうと思われるのは、ホラーと濡れ場の撮影現場であろう。
(特に映画では、撮影以外の場所が制作の中心になる傾向が今後ますます進むだろう。
 へんしう長が大量の時間を投じてテレビドラマを興味深く見続けているのは、
 いまだに制作の中心が撮影現場にあり続けているからだ)
なんとなれば、ホラーと濡れ場においては、
編集やキャメラ、音効といった技巧が凝らされる以上に、
役者が極端に非現実的な演技を強いられるのが特徴であり、
そんなものがキャメラに撮られていること自体の不自然さを強烈に意識させられるのである。
だから、ごく稀に訪れる戦慄的な瞬間を除いてしまえば、
その楽しみは、その撮影現場を想像するということにしかない。
これは、作り手がそれを意識したとたんに、ある種の狎れあいを形成するということで、
その狎れあいこそが、“テレビ的なるもの”の核であると考えられる。
この番組は、そういう意味でまさにテレビ的なものであり、
非常に退嬰的な楽しみを提供するものであった。

★これまでの新耳袋
第12回]|中途半端に残して終わり?(2010-09-24)
第11回]|星野真里にはなにかがある(2010-09-17)
第10回|不快と怖さとユーモア(2010-09-10)
第9回|寝る子は育つw(2010-09-03)
第8回|盛り下がってます(2010-08-27)
第7回|どういう会話じゃw(2010-08-13)
第6回|扉がんがん系は…(2010-08-06)
第5回|こわいのがない(2010-07-30)
第4回|背広返しの奇妙な味(2010-07-23)
第3回|「さとり」がこわいよ(>_<)(2010-07-17)

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