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※画像はお借りしました
ドラマステージ2021
エピソード4
パク・ソンシルさんの第四次産業革命
主演はシン・ドンミさん
自動車保険会社のお客様対応(コールセンター)の相談員として働くパク・ソンシルとその仲間たちが、会社が導入したAI相談員によりリストラの危機にあいながら、最後まで、希望を捨てず、生き残りをかけて、人間らしくマニュアルからハミ出て、得意分野で顧客に向き合う、感情ある相談員として奮闘するも…
AIに取って代わられる世の中の変化を恐怖の気持ちで見た。シン・ドンミさんの、普通っぽい明るい女性が、将来への恐怖と闘いながら乗り越え、解決策を見出し、挑む。
見ていて何もかも、AIに叶わない…と恐怖心が生まれてきた。なにかあるだろう、機械になくて人間じゃなきゃ駄目なヤツ…
AIチームの職員から必死で掴んだ「斬新なことをしてみては」のアドバイスのヒントを得て、怒っていたり、短気だったり、落ち込んでネガティブになっていたりするドライバー顧客への人間じゃなきゃできない、相手の様子を想像して気持ちに寄り添い対応するシーンに、安堵。
一つ一つのエピソードが良くて、短いシーンなのに泣けた。
そうだろう、やっぱり感情労働には人間だよ!って救われたのも束の間。このドラマでは、その、ソンシルさんたちの相談内容をAIが学んでしまうという
もはや、人間社会に人間いらず。救いがない終わり方。ソンシルさんの幼い息子が、爪をかみながら無表情でつぶやく
「オンマ、僕は将来何になろう?」
に、私も無表情になってしまった。
タイトルの第4次産業革命の4は、韓国語で音が「死」と同じ。ラストで
パク・ソンシルさんの第死次産業革命
に変えられる。
……ホラーだ。